映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』ジープ役・古賀瑠&シータ役・川﨑帆々花様インタビュー「本当の兄弟みたいな関係」

Wヒーローによる豪華2本立て、 映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』、映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』が、 7月25日(金)より全国公開中です。
「仮面ライダーガヴ」(毎週日曜午前9:00~9:30/テレビ朝日系)は人間をさらおうとする知的生命体≪グラニュート≫から人々を守るため、異世界からやってきた食いしん坊の青年・ショウマがお菓子を食べることで生まれる小さなモンスター≪ゴチゾウ≫を駆使し、仮面ライダーガヴへと変身し戦いを繰り広げる物語。TVシリーズはクライマックスに突入、毎週激しいバトルを展開しており、「仮面ライダーガヴ」の映画にも期待が高まります。
本作で、敵勢力となる「ストマック家」の双子、ジープ・ストマックを演じた古賀瑠さんと、シータ・ストマックを演じた川﨑帆々花さんにシリーズの魅力やお2人の絆についてお話を伺いました!

――本日はお衣装で来ていただきありがとうございます!ディティールまですごく可愛くて素敵すぎますね。
川﨑:ありがとうございます!
古賀:もう制服の様に馴染んでいますね。でもこのロングヘアスタイルは久しぶりなので嬉しいです。
――改めてになりますが、「仮面ライダーガヴ」の魅力をどういうところに感じられていますか?
古賀:お菓子がモチーフというポップさはあるけれども、それでは隠し切れない物語の厚み、そして“エグさ”は「仮面ライダーガヴ」ならではだなと思います。お話の作り方がすごく丁寧で、各キャラクターの感情の起伏も分かりやすいですし、みんながすごく人間らしいんですよね。半分以上人間じゃない気がしつつ…(笑)。キャラクターの魅力がめちゃくちゃ詰まっていると思います。
川﨑:CGや映像技術もすごいなと思います。撮影現場で火薬を使うこともあるのですが、CGの部分は撮影している時には見えないので、完成した映像をみてすごく魅力があるなって。
古賀:お菓子の特徴をよく捉えているというか、グミだったらこういう動き、ケーキだったらこういうこと出来るよねみたいな、CGのこだわりがすごいんですよね。
――撮影中は想像しながら演じることになりますが、大変ではなかったですか?
古賀:「あそこアイスで氷付けだから」「ここ、みたらし団子のタレで見えなくなるから」とスタッフさんに説明してもらって、「なるほど、みたらしで視界が奪われるのか…!」みたいに分かることもあります(笑)。ただ、ストマック社の会議室をはじめとした撮影ではリアルタイムでの合成があったことも大きくて、モニターで実際に見ながら演技をすることが出来たのでありがたかったです。


――古賀さんは仮面ライダーシリーズの大ファンでいらっしゃいますよね。
古賀:大好きなのでとても光栄なお仕事でした。『仮面ライダーディケイド』から見始めて、全てでは無いのですが過去作品も遡って楽しんでいます。『仮面ライダーガヴ』は自分が出演しているからということもあり、思い入れはもちろん強くて。どのシリーズが一番ということはなく、それぞれが特徴的で魅力的だと思っているのですが、『仮面ライダーガヴ』は他のシリーズには無い面白さがギュッと詰まっていると思いますね。
――毎回ユニークな設定に驚かされますが、お菓子がモチーフというのは「そうきたか!」という感じですよね。お2人のお互いの第一印象はどんなものでしたか?
古賀:僕は最初から「この人天然です」って思いました。
川﨑:(笑)。何かしたかなあ〜? 私は天然では無いんですよ。と言うと「本物の天然の人ってそういう言うんだよ」って言われるんですけど…。
古賀:その天然さにたくさん救われていました。僕は人見知りなのですが、ほのちゃんがめちゃくちゃフレンドリーだから、その影響もあってだいぶ克服した気がします。初対面の方がいて緊張しても、ほのちゃんのことを思い出して真似すると大丈夫だったり。
川﨑:そんなこと言ってもらえて嬉しいです。私はすぐ変なことを言っちゃうので、(古賀さんは)お兄さん的な存在で。私がテンパってもちゃんと守ってくれるというか。こうやって話していると本当に兄弟みたいな、ジープとシータみたいな存在だなと思います。

――ストマック家の皆さんとはどの様な雰囲気でやりとりしていたのでしょうか。
川﨑:やっぱり塚本さん(ランゴ・ストマック役)がいらっしゃると“締まる”んですよね。
古賀:個性が強く出すぎている集団なので、収拾がつかなくなる時があるのですが、その時にランゴ兄さんに助けてもらっています。
川﨑:どんどん皆さんの素の状態も見えてくるようになって、本当に個性がすごいなって。
――そんなストマック家の中で、自分の家族にするとしたらどのキャラクターが良いですか?
古賀:グロッタ姉さんとニエルブ兄さんは無いじゃん? ジープはニエルブ兄さんには改造されていますから(笑)。
川﨑:物語の中で、グロッタ姉さんも家族を想っていたんだなということは分かってきましたけれど、私たちは知らないので(笑)。
古賀:そう考えると、やっぱりシータかランゴ兄さんですね。ショウマが入るならば、絶対ショウマですけれど。
川﨑:それはショウマだね!
古賀:ジープとシータは魅力的だなと思いつつ、どちらかが欠けていたら取り返しがつかない人たちだと思うから、2人まとめて家族になる分にはいいけれど、1人だと怖いですね。
――ファンの皆さんも「分かる分かる」とうなずいている回答だと思います(笑)。言えない部分もあるかと思いますが、映画の魅力を教えてください。
古賀:僕たちのスーツアクターをやってくださっている五十嵐さんと酒井さんにレクチャーをいただいて、僕らも結構アクションをしています。すごく良い経験をさせてもらいました。
川﨑:また新しいことをやらせてもらえてすごく楽しかったです。
古賀:体を動かすことの大変さを実感して、スーツアクターの皆さんの凄さを実感した上で、とても楽しかったですね。ほのちゃんのはしゃいでいる声が常に聞こえてきていましたし、、僕も「分かる、楽しいよね」って思って撮影していました。
川﨑:たまに「楽屋での笑い声が外まで届いているよ!」と言われることもあって、『仮面ライダーガヴ』の現場が楽しすぎてはしゃぎすぎて、皆さんに迷惑だったかもなって思っています。
古賀:いやいや、疲れている時にその笑顔が癒しになるわけよ。ほのちゃんがいるから雰囲気が和らぐなと思っていた。
川﨑:そうやって言ってもらえたら嬉しいな。シータとして笑顔を見せたことはないので、役柄の外で感情を爆発させていた気がします。


古賀:映画では、テレビシリーズでは見られないような絡みや表情も見ていただけますし、映画ならではの壮大なストーリーになっているのでぜひワクワクしながら映画館にお越しいただきたいです。
川﨑:まだモニター越しの映像しか見られていないのですが、それだけでも迫力が素晴らしいので私自身もとても楽しみにしています!
――ジープとシータにまた映画で会えることを楽しみにしている方がたくさんいると思います。
古賀:ありがたいですね。ジープとして過ごさせてもらった時間は一生無くならないものだから。皆さんがまた会いたいと思ってくれるのならば、また色々な形で登場出来るかもしれませんし、僕もすごく楽しみにしています。
川﨑:応援してくださっている皆さんはテレビシリーズで辛い想いをした方もいらっしゃると思いますが、私、基本的に楽しい思い出しかなくて。たくさんのことにチャレンジさせていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
――素敵なお話をありがとうございます!最後に、最近ハマっているお菓子を教えてください。
川﨑:ローソンの冷凍スイーツのカヌレです!カッチカチな時に食べるのがオススメで、今朝も食べたのですが帰りも買います!
古賀:今コーヒーにめちゃくちゃハマっていて、「ロータス」のクッキーが本当に合うんです。甘さがちょうど良くて、コーヒーとのバランスが抜群です。『仮面ライダーガヴ』をやっていることと、コーヒーにハマった時が同時期で甘いものの消費量が半端ないんです!僕もカヌレ買ってみます。
川﨑:ぜひ!感想教えて欲しい!



撮影:稲澤朝博 (@tomohiroinazawa)
作品名:映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』、映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』
公開日:2025年7月25日(金)
公式ホームページ:https://gavv-gozyuger-25movie.com/
公式X:@toeiHERO_movie
クレジット表記:ⓒ映画「ガヴ・ゴジュウジャー」製作委員会
ⓒ石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ⓒテレビ朝日・東映AG・東映

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