すみっコぐらし「しっぽず」、SDR所属を発表! 超特急やM!LK、スパドラら先輩たちも祝福
これまでSDRとすみっコぐらしは、3曲の楽曲を共同制作し、ミュージックビデオ(MV)の公開や各種音楽配信サービスを通じてリリースしてきた。第1作・第2作では、「えびてんのしっぽ」と「えびふらいのしっぽ」をフィーチャーした楽曲「えびえびEveryday!!」、「のこりものには夢がある」を発表。そして今年4月には、しっぽずのによる初のユニット曲「うしろむきアンセム」をリリース。この楽曲は、TAKU INOUEが手がけたもので、しっぽの魅力を伝えつつ、聴く人の背中をそっと押してくれるような温かい作品に仕上がっている。
この日の会見では、しっぽずの3人のキャラクター紹介も行われた。
まずは、「えびてんのしっぽ」。もともとは天丼の具材として存在していたが、食べ残されてしまった過去を持つ。そんな経験を乗り越え、「食べ物のアイドル」になるという夢に向かって日々努力を重ねている。テレビで見た3人組のアイドルに憧れ、「えびふらいのしっぽ」「あじふらいのしっぽ」とともに「しっぽず」を結成した。
次に登場したのは、「えびふらいのしっぽ」。こちらも固い部分のため食べ残されてしまったが、お弁当の人気者「タコウインナー」に憧れを抱いている。同じ揚げ物仲間の「とんかつ」とも心を通わせている、芯の強いキャラクターだ。そして最後に紹介されたのが「あじふらいのしっぽ」。やはり食べ残された存在だが、「残ったことがラッキー」とポジティブに受け止める前向きな性格が魅力だ。
発表会では、SDRの宮下副社長が登壇し、「こうして皆さんの前でしっぽずのみんなをアイドル研究生として迎えることができて、本当に嬉しく思っております。しっぽずのみんなも本物のアイドルを目指して、我々といろんな経験をして、憧れのステージに立てるよう頑張りましょう」と、温かいエールを送った。
さらに、所属記念としてしっぽずへ贈られたのは、なんと“高級揚げ油1年分の目録”。会場には笑いと祝福の拍手が広がり、フォトセッションでは宮下副社長としっぽずが揃って笑顔で写真に収まった。
そんな門出をさらに盛り上げたのは、同じSDR所属の人気グループ・超特急のユーキからのサプライズビデオメッセージだ。
「しっぽずのみんな、研究生としてSDRへようこそ。これから“食べ物のアイドル”として本格的に活動していくと聞いて、僕もワクワクしています!」と祝福を送ったユーキ。さらに8月開催の『EBiDAN THE LIVE 2025』に向け、「総合演出を担当する僕から、しっぽずにぜひ出演してほしいです」と、研究生としての初ステージとなるオファーをサプライズで伝えた。
この発表に、会場は大きな歓声と拍手に包まれ、しっぽずも満面の笑み。夢のステージへの第一歩を踏み出した瞬間だった。
その後、登壇したのは、SDRの先輩グループである、M!LKの吉田仁人、SUPER★DRAGONの田中洸希、ONE N’ ONLYのREI、原因は自分にある。の吉澤要人の4名。それぞれのグループを代表して、「しっぽず」への温かなエールを送った。
最初にマイクを握った吉田は、「本当にアイドルとしてのポテンシャルを感じますよね。目がキラキラしていて、今後が楽しみです」とコメント。初対面ながら、その魅力に太鼓判を押した。
続いて、しっぽずに囲まれて登場した田中は、「無表情で可愛いのがずるい。普通に羨ましいですね」と笑顔。「このクリクリのお目目が潰れちゃうくらいの満面の笑みで、みんなに接してあげてください」と笑顔の大切さも伝えた。
REIは「サイズ感が可愛くて癒されます。一緒に動きを真似してくれてるのも可愛い」と、しっぽずとのふれあいに癒された様子。「元気と笑顔、そして明るさを忘れずに、周囲を楽しませていけたら」と、フレッシュな後輩たちへの期待を口にした。
そして吉澤は、「僕はグループで並ぶといつも隅っこにいるので、隅っこの気持ちは誰よりも分かる」と自虐を交えてコメント。「素敵な先輩がたくさんいるから、遠慮せず頼って。いつでも相談に乗ります」と、心強いメッセージを贈った。
さらにこの日、「すみっコぐらし」とEBiDANのコラボレーションによる新グッズのぬいぐるみの発売決定も発表。ステージ上で4人の先輩たちがそれぞれぬいぐるみを手に紹介すると、会場は一気に温かい空気に包まれた。
「EBiDAN THE LIVE 2025」への出演も控える「しっぽず」。先輩たちからの激励を胸に、今後どのような活躍を見せてくれるのか、注目が集まる。

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