ジョニ・ミッチェル、ジャズへの愛と敬意が詰まったコンピ盤『ジョニズ・ジャズ』リリース決定

 ジョニ・ミッチェルが情熱を注いで制作に長年の時間を費やしてきたコンピレーション・アルバム『ジョニズ・ジャズ』がリリースされる。

 これまでのキャリアを横断したこのコレクションには、ジャズから大きな影響を受けた音源の中から、ジョニによって厳選された楽曲が収められる。61曲が網羅され、オリジナル・アルバムからの収録曲、ライブ音源、貴重なオルタネイト・テイクなど、数十年に及ぶ各時代の音源が、Reprise、Asylum、Geffenというレーベルの垣根を超え収録となる。現在アルバムから、1980年の未発表デモ音源である「ビー・クール」と「ムーン・アット・ザ・ウィンドウ」のレアな2曲が先行配信されている。

 今作には、ウェイン・ショーター、ジャコ・パストリアス、ハービー・ハンコック、そしてチャールズ・ミンガスなど、ジョニ・ミッチェルがジャズの名匠たちと行った重要なコラボレーションの数々も捉えられている。そしてジョニがお気に入りの競演者と慕い、惜しくも2023年に逝去したショーターに捧げられている。彼女はショーターについて「彼と演奏できてとても嬉しかった。たくさんの人たちが寂しい思いをするけど、この音楽の中で彼は永遠に輝き続けるの」と語っている。

 ジョニの音楽的旅路のほぼ全ての時代の楽曲を網羅したこの作品には、『ジョニ・ミッチェル』、『夏草の誘い』、『逃避行』、『ミンガス』、『風のインディゴ』、『青春の光と影』などから、選りすぐりの楽曲が収録となる。さらに、ジョニがゲストとして参加したハービー・ハンコックの【グラミー賞】受賞アルバム『リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』からの楽曲も収められている。

 『ジョニズ・ジャズ』は、4枚組CDボックス・セットと8枚組アナログ盤から構成されるボックス・セット、さらにデジタル・ダウンロードとストリーミング配信の各形態でリリースとなる。CDとアナログ盤のセットには、これまで世に出ていなかった貴重な写真と、ジョニによるオリジナル・アートワークを掲載したライナーノーツが同梱となる。

 海外では2025年9月5日に発売、そして日本では4枚組CDセットが輸入盤国内仕様の日本盤として9月24日にリリースされる。日本盤には英文ライナーノーツの完全翻訳、歌詞・対訳を掲載した別冊ブックレットが付属される予定だ。

◎リリース情報
アルバム『ジョニズ・ジャズ』
2025/9/24 RELEASE
PCR-18765/8 11,000円(tax incl.)
https://wmj.lnk.to/jm_jonisjazzPu

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