【静岡県熱海市】全国送料無料で“手ぶら観光”がかなう無人お土産屋「dozo」が熱海・銀座商店街に登場


ニューピースは、静岡県熱海市の中心地・銀座商店街に、観光地の空きスペースが“収益装置”になり、地元経済も活性化する無人お土産屋「dozo(ドーゾ)」を6月25日(水)にオープンした。

いつでも気軽に、お土産を手ぶらで購入可能

年間600万人を超える観光客(※)が訪れる熱海市では、お土産店の混雑やDX対応の遅れ、地域の特産品が十分に知られていないことなど、観光消費の機会を逃してしまう課題が顕在化しているという。こうした問題を受け、「dozo」では、観光客が24時間・無人で・気軽に地域の逸品を購入できる体験を提供する。

「dozo」は、観光地の空きスペースを活用しながら、観光客の利便性と地域経済への還元を両立する、新しいお土産販売の仕組みだ。

利用者は、観光中に「dozo」のお土産BOXで商品を見て、その場でスマホから購入するだけ。商品は、自宅まで無料で届けられる。荷物を持ち歩く必要がないため、観光先での負担を減らしつつ、思い出や贈り物をしっかり持ち帰ることができるシステムだ。手ぶらで観光を満喫しながら買い物も楽しめる、新しい導線を生み出していく。

熱海・銀座商店街に無人お土産BOXを設置

熱海・銀座商店街における設置イメージ

今回の設置場所は、観光名所である熱海・銀座商店街の「コミュニティスペースひまわり」前。人通りの絶えないこのエリアにお土産BOXを設置し、24時間無人で稼働する。

設置するBOXは、自販機程度のコンパクトなサイズで、景観を損なわず、商店街や公共空間にも自然に馴染むもの。スタッフ不要で運用できるため、人手不足の地域や、営業時間に制限のある施設にも導入しやすいのが特徴だ。

熱海・沼津エリアの土産品を厳選して販売

「dozo」で取り扱う商品は、地域の魅力を感じられるものだけを厳選。地元の素材を活かした定番から隠れた名品までを幅広く取り揃えている。地元の人にも観光客にも喜ばれるラインナップで、「知らなかった熱海の魅力」と出会うきっかけを提供する。

取り扱い商品には、熱海や伊豆地域の“お土産オールスター10”商品をセレクト。特産品であるだいだいやレモンを使った焼菓子やマーマレード、静岡の地酒からクラフトビール、さらに燻鯖のオイル漬けや金目鯛の煮付けといった海の恵みも揃い、地元の魅力を手軽に持ち帰ることができる。また、「dozo」限定のセットも販売予定とのことなので、そちらもお楽しみに。

東伊豆の実証実験を経て熱海で展開

「dozo」は2025年2月、静岡県東伊豆町での実証実験にて、観光客の立ち止まり率50%、購入検討率10%という結果を記録。今回の熱海での導入はその成果を活かし、新エリアへの展開をすすめた。

今後も「dozo」は、観光地の空きスペースを活かし、地域経済への還元と観光体験のアップデートを両立する新しい仕組みとして全国各地へ展開していくという。

熱海を訪れたら、無人お土産屋「dozo」で気軽にお土産を購入して、手ぶらで観光を楽しんでみては。

dozo Webサイト:https://dozo-store.com
dozo 商品一覧ページ:https://dozo-store.com/pages/at

※熱海市統計書 令和6年度版 観光入込客数(令和5年度)より

(山本えり)

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