グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、コンサートを一時中断して観客を厳しく叱責
グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、現地時間2025年6月22日のコンサート中に観客を激しく注意する一幕があった。
ドイツで開催された【ハリケーン・フェスティバル】でのグリーン・デイのステージのライブ配信をファンが共有した映像では、ビリー・ジョーがバンドの楽曲「Jesus of Suburbia」のコール&レスポンスの部分を歌いながら、観客の中の誰かを直接指差し、中指を立てているように見える。
しばらくして、彼はマイクを投げ捨ててギターを下ろし、この人物を直接指差して激しい口調で何か言っている。そして彼はマイクを再び手に取り、観客に“手を上げて”と呼びかけた。
ネットで拡散されている動画のコメントによると、問題の人物がパフォーマンス中にビリー・ジョーに対して水鉄砲を繰り返し噴射し、それが対立につながったようだ。「ビリー・ジョーは、ショー全体を通して自分の顔に水鉄砲で水をかけ続けた人物に対して反応した」というコメントも寄せられている。米ビルボードはグリーン・デイの代理人にコメントを求めている。
グリーン・デイは2025年を通してフェスティバル・サーキットを精力的に回っており、これまでに【コーチェラ】、【ボトルロック・ナパ・バレー】、英国の【ダウンロード・フェスティバル】に出演してきた。【ダウンロード】では、ビリー・ジョーがバンドの演奏中に、米国全土で台頭している極右政策について言及した。「ドナルド・トランプの政権はファシスト政府だ。そしてそれに立ち向かうかは俺たち次第だ」と観客に訴えた。
また、同バンドは今年5月にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を贈られ、ベーシストのマイク・ダーントは、数十年にわたるバンドの活動を通じて支えてくれたファンに感謝の言葉を述べた。式典で彼は、「皆さんがここに来て、好きなだけ、できる限り写真を撮ってほしい。どれだけお礼を言っても足りません」と述べた。
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