梅井美咲、キャリア初のボーカル楽曲を発表 7月には1stALのリリースも

ピアニスト/作曲家の梅井美咲が、2025年6月25日(水)に新曲「Tear.:*+」（読み：ティアー）をリリースした。

Rolling Stone Japan「Future of Music」に選出された実力派アーティストとして知られる梅井美咲にとって、本作は自身の歌唱による
初のボーカル作品であり、作詞・作編曲からミックス、マスタリングまでを自身で手がけたセルフプロデュース楽曲となっている。

そして7 月 30 日（水）には 1st アルバム『Asleep Above Creatures』のリリースも決定。「Tear.:*+」はあえて同アルバムには収録されず“アウトサイド・シングル”として発表される。アルバム本編とは別の角度から作品世界を広げる意図を持った、独立性の高い作品として注目される。本アルバムは2024年から2025年初頭にかけて新たに書き下ろされたもので、ピアノソロやロウレイロとの共演作も含まれる、ジャンルを超えた自由なアプローチが際立つアルバムに仕上がっている。

「Tear.:*+」は、ドラムンベースを基盤に、梅井美咲らしい即興的なピアノやクラシック的な構成をエレクトロニックサウンドと融合した楽曲となっており、日本語のオノマトペを生かした独自のリリック・アプローチにより、ポップスとしての魅力と実験性を両立している。また、アルバムには収録されないものの、彼女にとってアーティストとしての転機となる重要な楽曲であり、アルバムとは異なる視点から作品世界を広げる意図を持ったシングルだ。

Asleep Above Creatures

1.scq
2. ラウラ
3.go around in circles
4.Loops
5. 刺繍
6.innerjade
7.ヴェイル
8.Daydream?
9.Stepping outside
10.prose-op.3
11.bye

Profile

2002年兵庫県生まれ。4 歳よりピアノ、6 歳よりエレクトーン、作曲を始める。数々のピアノ、エレクトーンコンクールにて入賞を果たし、東京音楽大学作曲科卒業。2021年には自身がリーダーを務める梅井美咲トリオでアルバムをリリース、COTTON CLUB に出演。2023年からはソロプロジェクトも始動。これまでにライブや録音にて、上原ひろみ、Kendrick Scott、林正樹、新垣隆、石橋英子、君島大空、アイナ・ジ・エンド、吉澤嘉代子、ゆっきゅんと共演。2025年2月には Black Midi のギター・ボーカル、Geordie Greep のジャパンツアーのメンバーに抜擢。

さらに4月には石若駿のパーカッション・リサイタルに参加。2025年RollingStone誌が選ぶ日本代表25組（FutureofMusic】に選出。 気鋭ジャズ・ピアニストとしての活躍に加え、菅野咲花とのユニット「haruyoi」、 北村藤とのユニット「opbdb」での活動など次世代を担う音楽家としてシームレスな活動が注目を集めている。

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