【北海道白老町】開業5周年「ウポポイ祭2025」開催!「芸能と食」をテーマにアイヌ文化と江差追分が交流
アイヌ民族文化財団が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)では、7月12日(土)・13日(日)の9:00~18:00に、開業5周年を記念して「ウポポイ祭2025」を園内で開催する。
「江差追分」と文化交流を行う「ウポポイ祭2025」
「ウポポイ祭2025」では「芸能と食」をテーマに、アイヌ文化と北海道江差町発祥の民謡・江差追分の文化交流が行われる。江差追分踊りの衣装にはアイヌ文様が使われているなど、両者には文化的なつながりが見られるという。
ウポポイはこのイベントを通じて、郷土芸能の魅力を深く掘り下げるとともに、異なる文化を尊重し、共生する社会について改めて考える機会となることを目指している。
江差追分を深堀りする企画
7月12日(土)は、江差追分を深堀りするさまざまな企画が実施される。「江差追分-海を渡る唄-」では、第29回江差追分全国大会優勝など、国内外の大会で受賞歴多数の木村香澄さん他による特別ステージや、ウポポイスタッフの踊りとのコラボを実施。
また、民謡の中でも一番難しいとされる江差追分に来場者が挑戦できるワークショップ「深堀り!!江差追分を知る」や、北海道沿岸地域で親しまれてきたにしん三平汁を300食提供する「んめぇ にしん三平汁 けぇ~!」も実施される。
アイヌ文化を深掘りする企画
7月13日(日)は、アイヌ文化を深掘りするさまざまな企画が実施される。「アイヌ古式舞踊披露」では、阿寒アイヌ民族文化保存会と帯広カムイトウウポポ保存会による芸能を披露。10:00の回は「ハル ラン ナ!」。アイヌのお祭りなどでお餅やお菓子などをまく催しが行われる。
「エ ヤン!エ ヤン!」(お食べ!お食べ!)では、チェプオハウ(魚の汁もの)を開業5周年にちなんで500食提供。「北海道民謡からみるアイヌ文化」(通常プログラム「ウパシクマ」特別版)では、江差追分とアイヌ文化の関連性を学び、来場者も一緒に踊りを体験できる。
イベントの詳細は、特設ウポポイウェブページ及びHP内のチラシをチェックしよう。
ウポポイ(民族共生象徴空間)について

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ウポポイ(民族共生象徴空間)は、アイヌ文化の復興・創造等の拠点として2020年に北海道白老町にオープン。JR白老駅から徒歩約10分、新千歳空港から高速道路または列車利用で約40分のところにある。
道内初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化を五感で感じる体験型フィールドミュージアム「国立民族共生公園」、アイヌ民族による尊厳ある慰霊を実現するための「慰霊施設」からなり、豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、触れる、体験する等さまざまな角度からアイヌ文化や歴史を体感することができる。
入場料は一般大人1,200円(税込)、一般高校生600円(税込)、中学生以下無料。20名以上に適用の団体料金あり。入場料に有料の体験プログラムや博物館の特別展示の料金は含まれていない。
「ウポポイ祭2025」で、アイヌ文化と江差追分の魅力に触れてみては。
■ウポポイ(民族共生象徴空間)
住所:北海道白老郡白老町若草町2丁目3
HP:https://ainu-upopoy.jp
Instagram:https://www.instagram.com/ainumuseumpark
特設ウポポイウェブページ:https://ainu-upopoy.jp/specialevent-anniversary2025
(yukari)
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