【静岡県伊東市】販売25周年の伊東銘菓、石舟庵「みかんの花咲く丘」のリニューアルを記念してフェアを開催

静岡県伊東市の「石舟庵」は、6月6日(金)、看板商品の一つである焼き菓子「みかんの花咲く丘」のレシピとパッケージを刷新しリニューアル発売した。これを記念し、6月21日(土)〜29日(日)の期間、「石舟庵」全店で「みかんの花咲く丘フェア」を開催している。

「みかんの花咲く丘」のはじまり

「みかんの花咲く丘」は、2000年5月に誕生し今年で販売25周年を迎える。

伊豆・伊東の風土と文化を届けたいという想いから、地元特産のニューサマーオレンジの香り高さに着目。「石舟庵」の焼き菓子としての柱を目指し、当時はまだ珍しかった柑橘を活かした焼き菓子に挑戦したのだそう。発売当初はまだ伊東らしさが知られていなかったこのお菓子も、いまでは伊東駅の発着メロディに童謡「みかんの花咲く丘」が流れるまでに。地域文化とともにこの25年を歩んできた。25周年を迎えた今、さらなる“伊東らしさ”を追求し、改めて“伊東の味”を発信する。

柑橘をより香り高く爽やかにレシピを刷新

今回のリニューアルでは、「伊豆の柑橘の魅力」をより楽しめるようにレシピを改良した。

柑橘のフレッシュな香りを一口目からダイレクトに感じられるように、ニューサマーオレンジのピールを生地の上部に配し、柑橘の香味がより際立つようにチーズとのバランスについても研究を重ねた。

「伊豆らしい柑橘の香り」を存分に味わえる逸品として生まれ変わった。

伊東の物語を感じられる新パッケージ

「みかんの花咲く丘」のパッケージには、今年3月に逝去された彫刻家・重岡建治先生の原画を採用している。

この度、リニューアルしたパッケージは、この重岡先生のイラストを前面に打ち出すことで「みかんの花咲く丘」の世界観をより強く表現。重岡先生のサインもあしらった。贈り物としての特別感はもちろん、伊東の物語を感じられる意匠に仕上げている。「石舟庵」は、「地元の方が誇りを持って贈れる“伊東の顔”として、さらなる愛着を育んでまいります。」と想いを語っている。

「みかんの花咲く丘フェア」を全店で開催

リニューアル発売を記念し、6月21日(土)〜29日(日)の期間「石舟庵」全店で「みかんの花咲く丘フェア」を開催。期間中は、新しくなった「みかんの花咲く丘」258円(税込)を特別価格248円(税込)で販売する。箱入り商品も特別価格で販売するとのことだ。

「みかんの花咲く丘」への想い

「石舟庵」の代表取締役社長・髙木康行さんは「『みかんの花咲く丘』は、伊豆で100年以上にわたって育まれてきたニューサマーオレンジ、そして伊東で生まれた名曲『みかんの花咲く丘』から着想を得て誕生したお菓子です。和菓子専門店でありながら焼き菓子分野に挑戦した背景には、『伊豆の香りを全国に届けたい』という強い想いがありました。誕生から四半世紀。先駆けとして歩んできたこの銘菓は、今なお進化を続けています。これからも地域とともに歩み、伊東の文化とともに愛される存在を目指します」と想いを語っている。

「石舟庵まんじゅう」で知られる「石舟庵」

「石舟庵」のはじまりは、昭和23年に伊東で事業を立ち上げ羊羹などの製造を開始したことに始まる。

昭和59年12月、和菓子専門店「石舟庵」を創業し、伊豆の大自然がもたらす豊かな恵と固有の文化を大切にしながら、四季の移ろいを感じさせる菓子づくりを続けている。創業から続く「石舟庵まんじゅう」、伊豆特産ニューサマーオレンジを使った「みかんの花咲く丘」を代表銘菓として、伊東・熱海・平塚などに9店舗を展開している。

25周年を迎え、さらなる“伊東らしさ”を追求し、リニューアルした銘菓「みかんの花咲く丘」をチェックしてみては。

■石舟庵【湯川本店】
所在地：静岡県伊東市湯川4-13-1
店舗一覧URL：https://www.sekishuan.co.jp/shop
公式HP：https://www.sekishuan.co.jp
公式オンラインショップ：https://shop.sekishuan.co.jp

(熊田明日良)

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