“達成感”が続くコツ! ゼブラ広報の手帳活用術

「手帳を使い始めたけれど、なかなか続かないなぁ……」そんなお悩みはありませんか?
今回は筆記具メーカー、ゼブラ広報・鈴木さんにインタビュー。
実際に使っている「SUNNY手帳」の中身を見せていただきながら、書き方の工夫やお気に入りの文具、大人可愛い色づかいまで伺いました。
手帳が続くコツは“達成感”だった! ゼブラ広報の手帳活用術
――― どんな手帳を使っていますか?
鈴木さん:以前「Kept のレイメイ藤井 推しコレクションシリーズ」を取材していただいたと思うのですけれど、
[参考記事]
文具メーカー広報さんの愛用手帳を公開 アナログ手帳を使いこなすコツとは?
https://getnews.jp/archives/3503154[リンク]

それから変わりまして。今年は「SUNNY SCHEDULE BOOKマンスリー手帳(以下、SUNNY手帳)」を使っています。
――― SUNNY手帳の特徴は?
ゼブラ広報・鈴木さん(以下、鈴木さん):SUNNY手帳は、マンスリーがフォーマットとしてはあるのですが、ほとんどが1日の予定をかけるようなフォーマットのノートです。日付が印刷されてないので自由に書けるところが気に入っています。
――― この手帳はどうやって発見しましたか?
鈴木さん::SUNNY手帳はInstagramで見つけて。Instagramで素敵な投稿が多いなと思っていて、気になり購入しました。

手帳自体は、前向きなコンセプトが沢山あるのですが、私はそれを全部フル活用しているというよりは、大部分を占めているノートエリアで自分の好きなように書けるというのが魅力的だな、というのと、デザイン性もシンプルで惹かれました。
――― 手帳はお仕事用でしょうか。
鈴木さん:はい。基本お仕事用です。
――― 記載方法は1日1ページとは限らない感じなのですね。あ、日付欄に猫!
鈴木さん:その日ごとじゃなくて、1ページで終わるときもあれば、2ページ使うときもあります。日付は「himekuriシール」を使っています。今年は猫柄のものを。

毎日、絵柄が違っていて可愛いです。自分の家の猫ちゃんに似ているときは嬉しいですね。
――― 可愛いシールを貼れると楽しいですよね。
鈴木さん:例えば出先で「himekuriシール」が手元にないときは日付を自分で書いたりするのですけどでもやっぱりシールがある方が、手帳がひき締まりますね。
タスク管理のコツは「4分類&3タスク」ルール
――― デイリーページ記載の工夫を教えてください。
鈴木さん:私は広報職なので、おおよそ仕事が四つぐらいに分けられるので、メディア対応、リリース、SNS、その他とまず分けていてそれからタスクを書いています。

――― 大きい見出しと小見出しのタスクを作って、完了時にチェックボックスに印をいれる?
鈴木さん:そうですね。そこにマイルドライナーでチェックを入れていくっていうスタイルですね。
――― ルールはありますか?
鈴木さん:4つのカテゴリーに対して3つのタスクまでが私にとってはちょうどいいなって思っています。
なので、3つ以上ちょっとその日にやろうとすると、何かができなくなっちゃってキャパオーバーになってくるな……というのは感じていますね。
ペンと色づかいで“大人可愛い”ページに
――― カラフルなのに手帳のページがスッキリと綺麗ですね。いろんな色を使って書いてもページがゴチャゴチャしないコツはありますか?
鈴木さん:私は、まずベースの筆記ペンの色は、サラサグランドのブルーブラックを使っていて。

――― ペンは大人向けのデザインですね。
鈴木さん:サラサグランドを使い始めた理由は、サラサグランドの0.3が発売されて。私は細かく書くタイプなので、ベースの文字は0.3のサラサグランドのブルーブラックで書いて、それに、アクセントでマイルドライナーの3色を使っています。

最近はこの3色を使っています。マイルドゴールド、スモークブルー、マイルドブラウン。
――― 3色で色分けしていたりしますか?
鈴木さん:色は、気分で決めています。チェックボックスに、完了の「レ」をマイルドライナーで。
――― ペンやマーカーはどう選んでいますか?
鈴木さん:私の場合は、書きやすいのが大前提なのですけど、細かく綺麗に書けるものを選んでいます。あとは落ち着いた色合いで大人っぽくまとまるのが好きですね。
――― 鈴木さんの手帳のように大人テイストに仕上げるコツは?
鈴木さん: “あまり多くの色を使いすぎない”というところがひとつかなと。
“ベースの筆記カラーを決めて、3色くらいを彩りに使う”と印象もほどよく変わってまとまります。以前は、ベースカラーも日によって変えていたので、いろんな仕上がりになっていましたが、今はベースカラーを1色にしているので、何でも合いますね。
落ち着いた色合いのペンを3色ぐらい決めると結構まとまりやすいのかな? とは思っています。でもお好みで。
ゼブラの商品は、サラサクリップやマイルドカラー、クリッカートも40色以上の色があって。ニュアンスカラー大人っぽい中間色も揃っているので、赤とか黄色とかじゃない大人向けのそういった色を求めたいときにはおすすめです。
キュートな小物で気分もUP! シール・スタンプ・筆箱代わりのケース
――― ページの最下部には可愛いイラストが!
鈴木さん:コロコロ押すタイプのデザインフィル(ミドリ)の回転印で。
コレ、本当に可愛いんですよ!

3つの柄がつながっていて、乾くとインクがにじまないので、乾いた後にマイルドライナーで少し塗るだけで可愛くなるので気に入って使っています。
――― 筆箱はどんなものを使っていますか?

鈴木さん:筆箱にしているケースは、仕事繋がりの友達からいただきまして。職業柄、いろんな文具を入れやすくて愛用しています。
手帳が続く理由は「書くことで感じる達成感」
――― 手帳を続けるコツはありますか? 仕事用だから続けられる?
鈴木さん:確かに仕事用だから書く必要があるのですが、私は本当にタスクを書いて、「終わったかor終わってないか」というのをひと目で見れるようにしていて。

手で完了の「レ」を書いて、このマークが多くなっていくことで達成感を感じているところはあるので、デジタルでタスクを消去していくとかでも同じだとは思うのですが、
何かこう……書くことでどんどんカラーも華やかになっていきますし、「終わった!」という達成感もあるので。それは手書きでマークをつけていくことで、より感じやすいと思っています。
――― ありがとうございました!
鈴木さん私物・参考商品
サラサグランド0.3/0.5
https://www.zebra.co.jp/pro/detail/sarasagrand/
マイルドライナー
https://www.zebra.co.jp/pro/mildliner/
himekuri2025年度版
https://himekuri.myshopify.com/products/himekuri2025
サニー手帳
https://hello-iroha.com/sunny/

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