日本酒の初心者にもおすすめ！コンビニで買える「最強コスパ日本酒」飲んでみた

今、アメリカやヨーロッパなどの海外での日本酒ブームを受けて、国内でも若い世代の間で日本酒が静かなブームになっています。でも初心者にとっては、たくさん銘柄があってどれを選んだらいいか分かりにくいのが悩み。せっかくなら、リーズナブルでおいしい「コスパのいい日本酒」を飲みたいところです。

そこで今回は、コンビニなどで手軽に買えて味も抜群という「最強コンビニ酒」とも呼ばれる日本酒2種を飲み、どれほどの味なのかを確かめてみました。

日本酒を試してみたいという気持ちはあっても、初心者はどれを選んだらいいのか悩んでしまいがち。最初のうちはあまり高い銘柄の日本酒ではなく、手軽にコンビニなどで買って試せるものが望ましく、できれば強いクセがないものがベストでしょう。

それらの条件を満たす日本酒として今回ピックアップしたのが、菊水酒造の「菊水ふなぐち」と「菊水しぼりたて純米生原酒」です。どちらもしぼりたての生原酒で、フルーティーで飲みやすいのが特徴となっており、アルミ缶入りなので鮮度が抜群です。この2種類の「飲んでみた」レビューをお送ります。

「菊水ふなぐち」

「菊水ふなぐち」は完全非加熱の生原酒をアルミ缶に閉じ込めた日本酒。まずはベーシックに冷やして飲んでみましたが、飲んだ印象がとてもフレッシュです。新鮮な果実のような香りと、しっかりとしたコクが同時に押し寄せ、口の中でなんともいえない絶妙なハーモニーを奏でています。

ロックでもうま味が引き立ちますし、もしアルコールが強いと感じたらソーダで割っても合います。

今回は公式サイトでおすすめされている割り方「サムライ・ロック」も試してみました。作り方は氷を入れたグラスに冷やした「ふなぐち100ml（缶半分）」を注ぎ、くし型などに切ったライムを添えるだけ。日本酒とライムの酸味の相性がよく、爽やかな飲み口でグイグイ飲めてしまいます。

また、キャップ付きの500ml缶も販売されており、缶の中で熟成が進むとまろやかになり、ブランデーのようなコク、中国の老酒を思わせる味わいへと移り変わっていくとのこと。味の変化を楽しむのも一興といえそうです。

「菊水しぼりたて純米生原酒」

こちらもフレッシュで飲みやすいのですが、原料であるお米のうま味がしっかり感じられ、コクのある豊かな味が特徴です。ふくよかで力強い味わいがあり、しっかりパンチも効いています。

しぼった後に一切水を加えていない原酒なので、重厚なうま味が堪能できる、飲みごたえのある日本酒になっているのだそうです。飲み方はロックや冷や、常温がおすすめ。

「中華料理とのペアリング」

菊水酒造によると「菊水しぼりたて純米生原酒」は酸味が際立ち、キレが良く、コクが豊かであると評価されています。料理とのペアリングは中華料理や酸味のあるメニューとの相性がよく、餃子、麻婆豆腐、エビチリなどの家庭の定番メニューととても合うようです。

実際、中華系の料理と一緒に試してみましたが、日本酒のフルーティーな酸味とジューシーな料理が互いを引き立て合って、やみつきになるおいしさでした。

「まとめ」

日本酒は敷居が高いようなイメージがありますが、初心者にも取っつきやすいフルーティーな味わいがあり、それでいて奥深いお酒だということが分かりました。「日本酒に興味はあるけどなかなか手が出ない」「どれを選んだらいいのか分からない」「コスパのいい日本酒がほしい」と感じている方は、ぜひ今回のレビューを参考にしてみてください。