【東京都】少人数制で個に特化した新しいフリースクール「sunow」が目黒区にオープン！

2025/06/18 14:15 ストレートプレス

be Placeは、目黒区緑が丘に「パーソナルスクール sunow(スノー)」を、6月17日(火)にオープンした。心理士が運営する個に特化した新しいフリースクールを目黒区から発信する。

学校に「行く」「行かない」にとらわれない

sunowは、「学校に行かない時間を味方に。」を理念に、学校に「行く」「行かない」にとらわれず、本人が自分らしく人生を歩んでいくための土台づくりを目指すフリースクール。

不登校児童生徒数が全国的に増加する中で、学校以外の多様な場が広がりつつも、まだまだ足りていないのが現状だ。不登校といっても背景や状況は皆異なり、常に答えが見つかるわけではない。だからこそ、一人ひとりが自分の答えを模索していく過程にとことん付き合い、この世界での自分の生き方を見つけるきっかけとなるため、sunowを設立するに至った。

不安やモヤモヤを抱えながらも、「今できること」を一緒に見つけていける場所。そして「これでいいんだ」と思える自分に出会える場所。そんな場所をsunowは目指していく。

心理士が一人ひとりに丁寧に向き合う

同校は、専門家の知識を元に、嘘なく・無理なく一人一人の状態に合わせた最適なケアで親子と並走し、自分らしさを発見・受容する時間を創造する。

心理士が一人ひとりに丁寧に向き合い、専門的な視点を踏まえて今できることを一緒にとことん考えていく。同時間帯に活動する人数は10人以下の少人数制で、主な活動内容は「学習の時間」「探求の時間」「クラブ活動」など。もちろん一人ひとりに合わせて最適な過ごし方や活動を相談し、希望者には1対1のカウンセリングも実施する。

また、昼食は基本的に自炊して提供する。もちろんお弁当を持参することも可能で、広いキッチンで調理をすることもできる。「調理したい！」「こんなのを作って皆で食べたい！」というのも大歓迎だという。

短期的な結果は追い求めない

午前(9:30～13:30)は小学生、午後(12:00～16:30)は中学生以上の活動時間。年齢に応じた安心できる過ごし方を大切にする一方で、昼の時間は異なる年齢の子どもたちが自然に交わる「つながりの時間」として、個々の安心と多様な交流の両方を提供していく。

さらに同校では、家族の不安や心配に対するケアも重視。心理士が保護者の面談を継続的に実施(希望に応じて頻度は相談)していく。定期的な保護者交流会も実施する。

「〇〇ができるようになる」といった短期的な結果は追い求めない。しかし、ただの居場所でも終わらない。安心して素の自分(-su-)と今の自分(-now-)に向き合って、自分らしさを認めて大切にしていくこと。そして、自分なりの社会との関わり方を見つけていくこと。これらの過程にとことん寄り添って、自分なりの答えを見つけていくまで焦らず、無理なくサポートを続ける。

新規の入会を募集中

sunow代表の佐野祐介氏は、「『無理に世界に合わせなくていい。この世界で、自分らしくいるためにはどうしたらいいのか。』これは、私が教員時代に十分に向き合いきれなかった問いです。その問いに、今、心理士として本気で向き合うためにsunowを立ち上げました。『安心できる居場所』であることを大切にしながら、その先にある『自分の居場所を自分で創造していく力』を育む。そんな新しいかたちのフリースクールを、ここから広げていきたいと考えています」とコメントしている。