【埼玉県】触れて遊べる体験型ミュージアム「埼玉おもちゃ美術館」が2拠点で9月にオープン

国内14館目となる「埼玉おもちゃ美術館」が埼玉に初上陸。9月にオープンを予定している。

体験型ミュージアム「埼玉おもちゃ美術館」

三郷市埼玉おもちゃ美術館幼稚園に完成予定の埼玉おもちゃ美術館「(仮)幼稚園館」

ソーシャルインパクト学園が運営する「埼玉おもちゃ美術館」は、東京おもちゃ美術館を運営する「芸術と遊び創造協会」の総合監修のもと設立される、体験型ミュージアム。遊びを通じた様々な体験と創造力の育成を目指す体験型施設だ。

木のぬくもりを感じるおもちゃや地域の職人が手掛けた作品が並ぶ美術館では、五感を刺激する多彩なプログラムを提供。赤ちゃんから大人まで、多世代が広く交流し楽しむことができる。

全国13館に広がるこのミュージアムが、イオンタウン吉川美南店内に設立される「(仮)イオン館」と、送迎バスでアクセスできる「(仮)幼稚園館」の2拠点で展開。14館目として新たな物語がここからスタートする。

吉川美南イオンタウン東街区1階に完成予定の埼玉おもちゃ美術館「(仮)イオン館」

展示されたおもちゃは実際に遊ぶことができ、さまざまな体験をしながら、五感を育み成長する場を提供している。

おもちゃ美術館での遊びは、おもちゃの魅力を存分に楽しむことはもちろん、遊びを通じた「コミュニケーション」を目的としているため、施設内には、おもちゃの遊び方や楽しみ方を伝えるボランティアスタッフ「おもちゃ学芸員」が常駐。遊び方などを案内してもらえる。

2021年4月、44年間の歴史を持つ「三郷ひかり幼稚園」は、校舎の大規模修繕により園児募集を停止。実質的に閉園をしていたが、2025年4月に「埼玉おもちゃ美術館幼稚園」としてリニューアルオープンした。

目指すは「地域の子育て支援の拠点となること」。「幼稚園＝園児だけのもの」という概念を崩し、地域の子育て家庭のために幼稚園を開放することで、園児の家庭だけでなく、地域の人が「親子で安心して遊べる場所」となればと考えている。

そのための一歩として、園内に子育て支援事業として設置する「埼玉おもちゃ美術館」が誕生。今回クラウドファンディングに挑戦し、そのための費用を募る。

「遊び」を大切にしながら、子どもたちがのびのびと成長できる幼稚園。地域の人たちと一緒に育てていく、新しい「学び」と「交流」の場。そんな場所を一緒に作っていくため、寄付をお願いしている。

なお、埼玉初となる個性的な2拠点からなるおもちゃ美術館の開館に先立ち、来館者にさまざまな遊びを伝える「おもちゃ学芸員」を募集中。良質な遊び、子育て支援、木育、多世代交流など、さまざまな価値を「遊びながら伝える」活動に参加できる。

「おもちゃ学芸員」養成講座は無料。7月12日(土)・13日(日)の2日間、イオンタウン吉川美南西街区にて実施し、1日目は10:00〜16:00、2日目は9:30〜13:00開催となる。

おもちゃ学芸員出発式は第4期の8月3日(日)に開催予定。出発式では、おもちゃ学芸員養成講座の受講生約100人が一同に会し、看護師の戴冠式の様に「おもちゃ学芸員」の証である赤いエプロンを授与する。

年齢・経験問わず誰でも参加可能なので気になる人はチェックしてみて。なお、エプロン代のみ実費となる。

さまざまな遊びを提供し、県内外の多くの笑顔を生み出すことを目的に誕生する「埼玉おもちゃ美術館」の活動をいち早くチェックしてみて。

■埼玉おもちゃ美術館
場所：(仮称：イオン館)埼玉県吉川市美南3丁目25-1 イオンタウン吉川美南東街区1階
(仮称：幼稚園館)埼玉県三郷市彦糸3丁目1-1 埼玉おもちゃ美術館幼稚園内
公式サイト：https://socialimpact.ed.jp/museum/

READYFOR公式サイト：https://readyfor.jp/
プロジェクト名：埼玉おもちゃ美術館幼稚園｜地域全体で「子育て支援の場」をつくりたい

(丸本チャ子)

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