故リアム・ペイン、遺作の一つとなったNetflix『Building the Band』配信日決定
故リアム・ペインが最後に携わったプロジェクトの一つは、Netflixの新番組『Building the Band(原題)』だった。彼が悲劇的な死を遂げてから8か月を経て、ついにこの番組の配信日が決定した。
現地時間2025年6月11日にNetflixは同番組の予告編映像を共有するとともに、このシリーズが7月9日に配信開始となることを明らかにした。リリースによると、ワン・ダイレクションのスターだった彼の遺族は、「このシリーズを視聴し、彼の出演を支持している」とのことだ。
リアムは、音楽的な相性だけを基準にミュージシャンをブラインドマッチして新しいバンドを結成する番組にゲスト審査員として出演した。【トニー賞】受賞者のニコール・シャージンガーが『Building the Band』のメイン審査員兼メンターを務め、元デスティニーズ・チャイルドでソロ歌手としても活躍するケリー・ローランドがもう一人のゲスト審査員として参加している。
木曜日にNetflixが共有した最初の予告編には、この3人のスターは誰も登場せず、代わりに参加者の一部が、誰が歌っているのか見えないように小個室に閉じ込められ、才能あふれるドンゼルという歌手がラビリンスの「Jealous」を完璧に歌い上げる声を聴きながらそれぞれが反応している姿に焦点を当てている。ある参加者は、“次のバックストリート・ボーイズ”を結成したいと語り、別の参加者は番組に参加した理由について、「人々は“自分のグループにプラスサイズの女の子は要らない”と言うかもしれない。でもその場合私が素晴らしい歌手だということに気づかないままになる」と説明している。
この番組の予告編は、5月31日に配信されたNetflixのファン・イベント【TUDUM】で初公開された。米ビルボードは『Building the Band』の撮影が終了した2024年8月にこのプロジェクトの制作を独占的に発表したが、その2か月後にリアムはアルゼンチンのブエノスアイレスにあるホテルの3階から転落死した。
今年1月に米ハリウッド・リポーターは、Netflixが予定通り同番組を制作することを確認したが、その前にリアムの遺族側と番組内での彼の役割について話し合う予定だと報じた。
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