ニック・ジョナス、KISSの伝記映画でポール・スタンレーを演じると報道

 KISSの伝記映画に、予想外のスターが出演するようだ。ニック・ジョナスが、バンドのフロントマンであるポール・スタンレー役を演じるという。

 米デッドラインによると、ジョナスは、映画『Shout It Out Loud(原題)』でKISSのボーカル兼リズム・ギターを担当するスタンレーを演じる契約締結に向けて準備を進めている。この役では、ジョナスがこのハード・ロック・バンドの代表曲の数々を自ら歌って演じるとも報じられている。

 この新作映画は、マックG(ジョセフ・マクギンティ・ニコル)が監督を務め、ダレン・レムケが脚本を担当し、年末頃に制作が開始される予定だ。デッドラインはまた、注目のジーン・シモンズ役はまだ決定していないとも報じている。

 ジョナスは、よりクリーンでポップ・ロックに焦点を当てたジョナス・ブラザーズのメンバーという立場から、興味深い選択のように思えるかもしれないが、彼は20年以上にわたり舞台やスクリーンで絶えず活躍し続けている。『ヘアスプレー』『サウンド・オブ・ミュージック』『ハウ・トゥ・サクシード』などの舞台出演に加え、『ゴート』『ミッドウェイ』そして最近の『ジュマンジ』シリーズなどの映画にも出演している。また、ポール・ラッドと共演するミュージカル・コメディ『Power Ballad(原題)』にも出演予定だ。

 このKISSの伝記映画は2021年から制作が進められており、マネージャーのドック・マギーは2023年初めに、当初は翌年に公開予定であると明らかにしていた。映画では、同グループの初期の時代が主に描かれ、彼は当時、「KISSの最初の4年間を描いた伝記映画だよ。今ちょうど始めたところ。もう売ったし、完成もしてるし、監督もいる、マックG。それが進んでいて、2024年に公開される」と話していた。

 KISSは、1973年に米ニューヨークで結成され、翌年セルフタイトル・デビュー・アルバムをリリースした。ハード・ロックのスタイルと演劇的なステージ・パフォーマンスでこの時代で最も象徴的なバンドの一つとなり、2014年に【ロックの殿堂】入りを果たした。

 このベテラン・グループは、長きにわたる【エンド・オブ・ザ・ロード】ツアーを経て、2023年12月に最終公演を行った。2027年には米ラスベガスでデジタル・アバター・ショーを立ち上げると報じられている。

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