スーツケースの「使いづらいところ」が全部ない。イノベーターのコレ、万能過ぎる…

※本記事は2024年9月7日に公開された記事を再編集して公開しています。
Text and Photographed by sato

長めの予定や飛行機での移動なら、スーツケースが便利ですよね。

機能と価格のバランスがベリーグッドなスーツケースをご紹介します。

北欧スウェーデン発のイノベーター

イノベーター 「エクストリームジャーニー INV155」 25,080円（税込）

比較検討した結果購入したのは、innovator（イノベーター）の「エクストリームジャーニー INV155」というモデル。

北欧スウェーデンで誕生したイノベーターは、1969年に発表した1脚のイスを原点とし、ライフスタイルブランドとして幅広いアイテムを展開しています。

日本ではトリオという会社がブランドライセンスを持ち、スーツケースを販売。

リモアやグローブトロッターなどスーツケースの名門ブランドにも憧れますが、ちょっと手が届かないというのが実際のところ。

「エクストリームジャーニー INV155」は容量55Lで約25,000円と、ちょうどいい価格帯。機能面では妥協したくない人にはぴったりです。

実際に旅行で使ってみた感想も踏まえて、その使い勝手をご紹介します。

申し分ない多機能性

「エクストリームジャーニー INV155」の大きな特長が、フロントポケットスペース、ミドルスペース、メインスペースと3層に分かれた収納。

立てたままガバッと開くフロントオープンタイプで、仕切りのジッパーを開ければミドルスペースにもアクセスできます。

その便利さを実感したのが出発の朝。

荷造りは前日の夜までに済ませますが、洗面セットやメイク道具は朝も使うため出発前に詰めることが多い筆者。

スーツケースを立てたまま、ミドルスペースの隙間にさっと滑り込ませることができました。

幅狭めのフロントポケットスペースは、子どもが持っていきたいと言った絵本やさっと取り出したい雨具をイン。

同シリーズは機内持ち込みサイズのINV50も展開しているのですが、機内持ち込みにするならノートPCやタブレットの収納にぴったりです。

収納しやすく容量も十分

ミドルスペース、メインスペースは一般的な使いやすいつくり。

母子のグループ旅行だったのですが、私と息子の3泊分の荷物を入れてもスペースが若干余りました。

細かく仕分けて収納したい派には両面開きが便利ですが、省スペースで荷造りできる等の理由で人気が高い片面開きタイプ。

こんな風にフロントポケット部分と各スペースの仕切りのジッパーを開ければ、片面開きのスーツケースのように収納することも可能です。

深さが確保できるため、大きなお土産を持ち帰りたい場合にも便利かもしれません。

走行性やセキュリティも万全

日本メーカーHINOMOTO社製のLisof®ブレーキキャスターを採用。従来の1/2の消音性能を持っているそうです。

Wキャスターで安定性があり、以前使っていたスーツケースと比べても断然滑らか。

ガラガラという車輪の音もほとんど聞こえません。

ワンタッチでブレーキをON/OFFできるため、電車でスーッと進んでしまうこともなし。

メインファスナーとフロントファスナーを同時に施錠・解錠可能なダブルロック仕様。

キーを無くす心配がないダイヤルロック式。

TSAロック搭載で、アメリカへ渡航の際も鍵をかけたまま預けることができます。

これからもよろしくね

価格と機能のバランスがすばらいいイノベーターですが、さすが北欧のムード漂うデザインも特長のひとつ。

スウェーデン国旗をモチーフにしたクロスを配置した、シンプルなのに他にはない雰囲気。

定番カラーもひと通り展開がありますが、とくにニュアンスカラーの色味が絶妙。

手荷物レーンで見つけやすいことも期待して、STONE（ストーン）を選びました。

目立ち過ぎず、でも人と被らず、どんな旅服にも似合いそうな色味がお気に入り。

旅行に向けてスーツケースをお探しの方、トータルバランスが抜群のinnovator（イノベーター）がおすすめです。

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