オジー・オズボーン、ブラック・サバスの最終公演に“何としてでも”出演すると発言

 オジー・オズボーンは、何があってもブラック・サバスの最終公演のステージに立つつもりのようだ。2018年以来のフル・コンサートに向けて準備を進めるメタル界のアイコンは、SiriusXMのラジオ番組『Ozzy Speaks』の最新エピソードでビリー・モリソンと対談し、現地時間2025年7月5日に故郷の英バーミンガムで開催される【バック・トゥ・ザ・ビギニング】イベントに向けての準備について語った。

 「ここ7年……6年半か7年の間、体力トレーニングを一切していない」 と言うオジーは、ブラック・サバスの最終公演が行われるヴィラ・パークのステージに“何としてでも出る”と誓った。このイベントには、メタリカ、マストドン、アンスラックス、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、スレイヤーなどに加え、ガンズ・アンド・ローゼズ、スマッシング・パンプキンズ、リンプ・ビズキット、ジューダス・プリースト、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーが参加するスーパーグループも出演する。

 彼は、脊椎手術やパーキンソン病の診断など、厳しい数年間を経て現在受けている厳しいトレーニングについて、「人々が通常の生活に戻れるよう支援するトレーナーがいるんだ。大変だけど、彼は私がやり遂げられると確信している。私は全力を尽くしているよ」と説明した。

 76歳のオジーは、時々目覚めてイベントのことでストレスを感じると述べたが、ブラック・サバスのギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードとの20年ぶりの初公演を乗り切るためには、興奮しすぎるのは良くないことはわかっているようだ。「時々ストレスを感じるけど、もし常にそれに囚われていたら金曜日には狂ってしまうだろ?だから一日一日をそのまま受け入れている。やるときは一日ずつ。なんだっけ、これ(OCD/強迫症またはADHD/多動症)について話していたことがあったよね。私はそれがひどいんだ」と彼は述べ、「言えるのは、120%の力を出しているということだけだ。私の神がショーをやるように望んでいるなら、やるよ」と続けた。

 最近、英ガーディアンとのインタビューでオジーは、「私は(イベントに)出て、最善を尽くす。だから自分にできることはただ現れることだけだ」と言葉を濁した。これは、トゥールのボーカリストであるメイナード・ジェームズ・キーナンが、オジーの健康状態を考慮すると、彼が昔のようにエネルギッシュなライブを行うには“現代の奇跡”が必要だと述べたコメントと一致する発言だった。

 オジーは、2018年12月31日以来フルでライブは行っていない(パーキンソン病の診断が公表される2か月前)。7月のステージについて彼は、「ブラック・サバスとのセットは予定していない」と2月に語り、バンドとは“ちょっとした演奏”になるだろうと、妥当な目標を設定している。「自分ができることを、自分が快適だと思えるところでやる」と彼は約束している。

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