【東京おもちゃショー2013】佐川萌えにダイオウイカにほじれる鼻 カプセルトイのラインアップがカオス
6月13日から16日にかけて東京国際展示場(ビッグサイト)で開催された『東京おもちゃショー2013』。子どもだけでなく昔遊んだ大人たちまで幅広い人気のカプセルトイから、タカラトミーアーツとバンダイの出展内容をご紹介します。大人に向けて若干カオスなラインアップになりつつあるカプセルトイの世界をお楽しみください。
スマホとも連動するタカラトミーアーツの『ガチャ』
『ガチャ』の名称でカプセルトイを展開するタカラトミーアーツ。佐川急便のお兄さんに萌える“佐川萌え”をフィギュア化して6月に発売する『佐川男子 シチュ萌えグッズ』5種を出展しました。
この春『NHKスペシャル』の放送が話題を呼び、今夏には劇場版の公開も決まった『世界初撮影! 深海の超巨大イカ』からは、ダイオウイカなど全6種の製品が『立体カプセル百科事典』として7月に発売予定。
イカの次はサメ? 『立体カプセル百科事典』から9月には『NHKスペシャル 謎の海底サメ王国』全5種が発売されます。
ティム・バートン監督の映画『フランケンウィニー』からは『ニュー・オランダコレクション』全5種が6月に発売予定。
羽根のない扇風機風の『THEカプセル家電!?』は7月に発売予定。ピストンを動かして風を送れるギミック付き。
ファミコン世代には懐かしい、『熱血硬派くにおくんすぺしゃる ドット番長ストラップ』は現在販売中。ドット絵を3D化してフィギュアが懐かしくも新しい感じ。
アニメ『紙兎ロペ』からは、5月に発売したマスコットストラップに加えて7月には『ジオラマフィギュア – 夏休みエンジョイ編 -』、8月には『つか、林商店のマスコットってマジっすか!? コレクション』、9月には『タメぐちマスコット』と新シリーズが続々登場予定。
タカラトミーアーツはパソコンやスマートフォンから商品検索ができる『ガチャ検索』のサービスを提供中。ブースではお店にチェックインするとデジタルの『ガチャ』を回せて、景品やクーポンと交換できる『お店で! チェックインデジガチャ』のデモを展示していました。筆者は当たったメダルで『ガチャ』を引いて佐川男子を発売前にゲット。
バンダイ『ガシャポン』ブースは“ガシャポンガール”がお出迎え
『ガシャポン』の名称でカプセルトイを展開するバンダイブースでは、『ガシャポン』サンバイザーをかぶったお姉さんたちがカタログを配って製品をプレゼンしていました。彼女たちの背中には何やら注意書きが。
・ガシャポンガールと呼んで下さい。
・一緒に写真撮影をする際は、触れないように気をつけて下さい。
・連絡先や年齢など、個人情報は聞かないで下さい。
要するに「おさわり禁止、ナンパ禁止」。当然ですね。
製品では、先日『ビグ・ザムとうふ』が発売された相模屋食品の『ガンダム』コラボ豆腐をミニチュア化した『ザクとうふスイング』を出展。9月中旬に発売予定です。
人気の船橋市非公認キャラ“ふなっしー”は『ヒャッハー!ふなっしーの遊べるマスコットなっしーヾ(。゜▽゜)ノ』として8月上旬に発売。背中の開いたファスナーにコインを入れられる貯金箱や超高速で跳ねるゼンマイおもちゃ、目からビームが出るライト、起き上がりこぼしの4種類をラインアップしています。
スマートフォンを持ち上げたり背負ったり、ケーブルを持ったりと机の上で一所懸命に頑張るショッカーのフィギュア『がんばれ! ショッカー!!』は8月下旬に発売予定。
ジョークグッズも数多く入手できるカプセルトイですが、その中でも極北と言えそうなのが9月上旬に発売予定の『ほじれるんです。』。人目を気にせず、思う存分鼻をほじれるという前代未聞のフィギュアです。
通常の鼻に加えて穴にゆとりがある“ワイルド鼻”、奥が先細りの“美人鼻”、ちっちゃい“アイドル小鼻”をラインアップし、ほじっている指の様子が観察できるクリアタイプもあるとのこと。野心的な製品の登場に、カプセルトイ市場の成熟っぷりが感じられますね。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。