撮影画質と飛行性能を強化したAIカメラドローンの上位モデル「HOVERAir X1 PRO/PROMAX」が発売

Zero Zero RroboticsがMakuakeで応援購入プロジェクトを公開し、2億円以上の金額を集めたAIカメラドローン「HOVERAir X1 Smart」の上位モデル「HOVERAir X1 PRO」と「「HOVERAir X1 PROMAX」が5月27日に発売されました。
手軽さはそのままに性能を向上
プリセットされた撮影モードやスマホアプリによる操作でAIを活用した様々なパターンの動画や写真の撮影ができるという手軽さはそのままに、性能を向上しています。
本体のスクリーンとボタンで飛行モードを設定し、タッチ操作や音声コマンドで手のひらから簡単に離陸が可能。スマートフォン用の「HOVER X1」アプリを利用すると、12種類以上のカスタマイズ可能なフライトモードで飛行・撮影が可能になります。撮影した写真や動画はPROMAXなら64GB、PROなら32GBの内蔵ストレージに保存でき、ストレージ容量はSDカードで最大1TBまでの拡張に対応。
高解像度の撮影に対応

PROは4K/60fpsの高画質映像を104°の広視野角で撮影可能。

PROMAXはプロフェッショナルなコンテンツ制作用途に対応。1/1.3インチCMOSセンサーと独自設計の7層レンズを搭載し、8Kの超高画質映像を107°の広視野角で撮影できます。光の条件に応じてカスタマイズできるNDフィルターに対応します。
幅広い地形や場所で撮影が可能に
全地形型飛行モードシステムにより、水面や雪原、崖上といった多様な環境で飛行が可能に。耐寒バッテリーを採用し、-20°の極寒でも動作します。後方近接センサーにより、背面の障害物の検知も可能になりました。
飛行速度は最高時速43kmの追従速度を実現し、瞬間で時速60kmの速度に到達します。最大飛行高度は120m。最大飛行海抜は5500m(推奨使用高度は2500km以下)。
1920mAhのバッテリー1個で、最大16分間の連続飛行が可能。
折りたたみ構造で手軽に持ち運べるが航空法への対応に注意

HEM(高弾性素材)製のフレームは折りたたみ構造に。ポケットサイズで手軽に持ち運びできますが、PROは191.5g、PROMAXは192.5gと、いずれも航空法上で規制が適用される無人航空機(ドローン)であることに注意。国土交通省への機体登録、リモートIDへの対応、飛行場所や条件に応じた許可と承認が必要になります。
専用アクセサリー「BEACON&JOYSTICK」が発売

飛行時の操作に利用するモジュール式の専用アクセサリー「BEACON&JOYSTICK」を同時発売。アプリ上でカメラ映像を表示するスマホを挟んで左右のジョイスティックで操作するフルサイズのリモコンになったり、ビーコンと左ジョイスティックを組み合わせてジェスチャー操作とスティック操作ができる片手操作用リモコンとして利用できます。ビーコン単体にはカメラ映像を表示できるディスプレイを搭載。スマホの代わりにモニタリングしたり、フライトモードやカメラの設定ができます。
HOVERAir X1 PROの基本セットは7万9980円(税込)。HOVERAir X1 PROMAXの基本セットは10万9980円(税込)。BEACON AND JOYSTICK BUNDLEは3万5980円(税込)です。

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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