絶対に行ってはいけない…“世界の危険すぎる観光地”5選
最近は「SNS映え」や「刺激的な体験」を求めて、少し危険なスポットに足を運ぶ観光客も増えています。
でも中には、ちょっとした軽い気持ちで近づいた結果、本当に命を落としてしまう場所が存在するのです。
今回は、絶対に行ってはいけない “ 世界の危険観光地 ” TOP5をご紹介します。
好奇心だけで近づいてはいけない、 “ 本当にヤバい場所 ” とは──。
【1】北センチネル島(インド)

外部の人間を拒絶する“未接触部族”の島
アンダマン諸島の一部である北センチネル島には、いまだに外界との接触を持たない部族が暮らしています。
この島の住民は、自分たちの文化を守るために外部の人間を拒絶していて、近づいた人間を弓矢で攻撃することもあるのです。
実際に、許可なく島に接近した探検家や宣教師が命を落としたケースもあり、インド政府も “ 接近禁止 ” に指定しています。
どんなに好奇心をそそられても、「絶対に近づいてはいけない」と断言できる島です。
【2】ダナキル砂漠(エチオピア)

“ 地球上で最も過酷 ” と呼ばれる灼熱地帯
気温が50℃を超えることもあるこの砂漠では、地面から有毒なガスが吹き出す地帯も点在しています。
火山活動によって形成された独特の地形はまるで“地獄絵図”のよう。
見るだけなら壮観ですが、防護装備がなければ命にかかわるエリアでもあります。
現地のツアーではガイドが同行しますが、個人での探検は非常に危険。
「地球の果て」と呼ばれるこの場所には、安易な気持ちで行ってはいけません。
【3】プラップ島(ロシア)

放射能が今も残る “ 廃墟の孤島 ”
かつての核実験の舞台となったこの島では、今も高濃度の放射能が検出されていると言われています。
廃墟好きの一部マニアの間では「行ってみたい場所」として話題になることもありますが、医療被害の報告もあり、近づくこと自体がリスクです。
防護服や専門的な知識がない状態での接近は、明らかに危険行為。
映画のようなロマンを求めて命を落とすなんて、もったいなさすぎます。
【4】バレー・オブ・デス(ロシア・カムチャツカ半島)

“ 動物すら近づかない ” 毒ガス地帯
その名も “ 死の谷 ” 。
地熱活動が盛んなこの場所では、有毒な火山性ガスが地表近くに溜まり、動物が次々と倒れてしまうほどの危険地帯です。
見た目には普通の自然地帯のように見えるため、うっかり入り込んでしまうケースも少なくありません。
現在ではツアーでも立ち入りが制限されており、専門のガイドでも**「軽装で入るのは自殺行為」**と言われています。
【5】イジェン火山の硫黄湖(インドネシア)

幻想的な “ 青い炎 ” の裏にある危険
イジェン火山では、夜間に「青い炎」が見える神秘的な現象が観光客の間で人気となっています。
しかしこの場所、実は高濃度の硫黄ガスが充満しており、ガスマスクなしでは呼吸困難に陥ることも。
観光用に一部のエリアは整備されているものの、ルートを外れたり、軽装で訪れると命に関わるケースがあるため注意が必要です。
SNSで見た幻想的な写真だけを頼りに行くのは、本当に危険なのです。
■まとめ:好奇心の先に“命の危険”があるかもしれません
ちょっとした冒険心や、「他の人が行けない場所に行ってみたい」という欲求。
その気持ちはわかりますが、命を落としてしまっては意味がありません。
“ 危険すぎる観光地 ” には、理由があります。
「自分だけは大丈夫」という思い込みは、時に命取りになるのです。
旅行は、無事に帰ってきてこそ思い出になります。
あなたの “ 行き先 ” は、本当に安全ですか?

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