『パックマン』生誕45周年の記念イベントを渋谷・原宿エリアで開催!
株式会社バンダイナムコエンターテインメント(以下バンダイナムコ)は、世界的人気ゲームキャラクターである『パックマン』の生誕45周年を記念したイベント『PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU』を2025年5月22日~6月1日の期間にて開催。
本イベントのメイン会場である東急プラザ原宿ハラカドの4階イベントスペースに伺い、1980年から現在に至るまでの『パックマン』が牽引してきたポップカルチャーを、ひと足先に楽しんできました!

『PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU』
バンダイナムコからライセンス事業部 ライセンスプロダクション パックマン&グローバル課の水谷さん、加藤さんより本イベントのご紹介がありました。

パックマンは1980年に誕生したビデオゲームで、黄色いキャラクターが食べるという直感的な操作のユニークなゲーム性が受け、世界中で人気を博しました。
そして2005年には「最も成功した業務用ゲーム機」としてギネス世界記録にも認定されています。
パックマンは1980年5月22日渋谷の東急文化館で誕生し、2025年で45周年となった今、渋谷・原宿エリアに再び戻ってきて開催されるのが『PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU』。
本イベントは5月22日から6月1日までの11日間にわたって開催され、東急プラザ原宿ハラカドを中心に渋谷、原宿の各地と連動して展開。
複数ブランドとのコラボレーションやアート展示、新作ゲームの使用などパックマンの今と昔を織り交ぜた多層的な体験ができるイベントとなっています。

パックマンの魅力は”誰からも愛される存在”
バンダイナムコエンターテインメント代表取締役社長 兼 チーフパックマンオフィサーの宇田川南欧さんよりパックマンについての現在の取り組み、未来への展望について伺いました。

「パックマンは誰でも楽しめる親しみやすさをコンセプトに開発され、その特徴的なキャラクターデザイン、シンプルながら奥深いゲーム性、そして食べるというわかりやすいテーマによって、またたく間に人気を博し、発売から5か月でアメリカへ進出し、海外市場でも大ヒットとなりました」
と紹介。

特にアメリカでは「パックマンフィーバー」と呼ばれる社会現象が起こるほどに文化的なアイコンとして世界に広まっていき、大ヒットから45年の時間が経った今でも世界中に多くのファンがおり、アメリカにおけるパックマンの認知度はなんと90%以上にのぼるのだそうです。
「パックマンの魅力は、時代の変化に合わせてパックマンも進化し、誰からも愛される存在であることだと考えています。」
と宇田川さん。続けて、
「可愛らしく印象的なドット絵。癖がなくフィットしやすいデザイン性。そして万人受けするキャラクター性。これらのポイントが時代に合わせて進化し続け、世界的にヒットしたゲームキャラクターへ成長できた要因だと考えています」
とパックマンがヒットした理由について分析。

そして45周年はMake IMPACTをテーマとしていると紹介します。

過去も現在もこれからもゲームだけでなく、カルチャー・スポーツ・テクノロジーなど新しい世界に飛び出すことで、時代に合わせて進化し続けるパックマンの姿を全世界に印象づけていくことを掲げました。
その取り組みの一例として、すでに5月14日より期間限定でクリスピークリームドーナツとのコラボ展開も世界中の店舗で開催中。

そして今後の目標には、
「2028年度までに500億円。そして50周年を迎える2030年度にはより大きな市場規模の拡大を目指し、様々な展開を仕掛けてまいります。」
と掲げ、
「当社はキャラクターやコンテンツが人々の人生に寄り添い、長く愛される存在であり続けることを目指しています。パックマンはその象徴とも言える存在であり、これからも世界中の皆様にゲームの楽しさと笑顔を届け続けていきたいと考えています。今後の進化にぜひご期待ください。」
と締めくくりました。
5つのゾーンで触れるパックマンの歴史
メイン会場であるハラカドのポップアップイベント「PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ POPUP」では、5つの体験ゾーンを提供しています。

まずはゲームゾーンへ。
ここではダークな世界観で新たなパックマンのイメージを展開していく最新作ゲーム『Shadow Labyrinth』を世界最速で楽しめます。

探索系2Dアクションゲームの最新作をプレイ可能。
これまでパックマンを遊んだことのない人にも触れられる機会として提供されているゲームゾーン。これはつい夢中になってしまいます。

続きまして、1980↗ゾーンへ。

パックマン誕生の時代をオマージュしたスーパーマーケットのように、パックマンが生まれた当時の音楽やグッズなどが展示されていて、レトロなカルチャーを体験できるエリア。

この空間に展示されているグッズなどがとてもポップでおしゃれで、ついついたくさん写真を撮ってしまいました。

たくさんのレコードや、レトロを感じさせるモニター。

このモニターについては初めて見たので、逆に新鮮です。なにせパックマンが誕生した当時、私はまだ生まれてません。それくらい深い歴史のあるパックマン。

1980年代の雑誌も展示されており、閲覧することも可能です。

レトロなものって、どうしてこんなにも魅力的なのでしょう。
一つ一つの展示が素晴らしくてたまらないです。

このラグランTもかわいい。

パックマンのゲーム機も渋くてキュートな佇まい。もう1980↗ゾーンに釘付けです。
全部が新鮮で楽しい!とても素敵な空間でした。

そしてカフェゾーンも併設されているので、食からパックマンを楽しむこともできます。

パックマンモチーフのオリジナルかき氷は苺とラムネの2種類。
「写真映えするな~!」
と思っていたら、パックマンが一緒に映ってくれました。

マグカップもとってもかわいい。
先ほどからかわいいしか言えなくなっておりますが、語彙が壊滅するほどポップでかわいいイベントです。

レストゾーンではパックマンデザインのyogiboと触れ合ってリラックスできるスペースも。
アートゾーンでは国内外の著名なアーティストの方々がパックマンの45周年をお祝いし、それぞれの視点でパックマンを描いた作品を展示されています。

アーティストによって、全く違うパックマンのアート作品になっていて、こちらも見ごたえがある。

こちらはパリを拠点に活動するアンドレ・サライヴァさんの作品。

MVディレクションを手掛けるクリエイティブユニットのonnacodomoは、よりモダンでアートなパックマンを表現しています。

和ポップを得意とするBEYさんの作品は、和と融合させることで一味違う楽しさがありました。

ヒップホップカルチャーやストリートカルチャーなどの要素を合わせ持って作られたLEEGETさん。
その他のハラカド以外の会場でもイベントが開催されています。
総勢10以上のブランドがコラボレーションを展開。

さらに渋谷・原宿エリア全体を使ったスタンプラリーを催し、パックマンの世界をリアルな街のなかで遊びながら巡るという参加型企画として楽しめます。

水曜日のカンパネラの詩羽さんらをメインビジュアルに起用したポスターの紹介もありました。

ポスターなども渋谷・原宿エリアに多数展開されておりますので、ぜひ探してみてください。
45周年を迎えたパックマン。
ファンの方はもちろん、知ってはいたけれどこれまであまり馴染みがなかったという方も楽しめるイベントになっています。
渋谷・原宿エリアから発信していくポップカルチャーアイコン『パックマン』のこれまでの45年間と、これからの未来をこの機会に是非堪能してみてください!
『PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU』概要
【開催期間】2025年5月22日~6月1日
【営業時間】11時~19時
【開催場所】東急プラザ原宿「ハラカド」4階 特設イベントスペース
PAC-MAN™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
Shadow Labyrinth™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
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