アヴィーチー、初のベスト盤よりエル・キングを迎えた「Let’s Ride Away」のリリック・ビデオ公開

 故アヴィーチーの初のベスト・アルバム『フォーエヴァー~ベスト・オブ・アヴィーチー』が2025年5月16日に発売日を迎え、アルバムに収録されている新曲「Let’s Ride Away」のリリック・ビデオも公開となった。

 この曲は、アヴィーチー、ルーク・レアード、カール・フォークがプロデュースし、ケイシー・マスグレイヴス、アヴィーチー、ルーク・レアードが作曲した楽曲だ。米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのシンガー・ソングライターであるエル・キングが力強く情感豊かなボーカルを担当し、ヒット曲「Fades Away」にも参加した同じブラスバンドもフィーチャーされている。

 アヴィーチーの長期にわたる友人でありプロデューサーの一人でもあるカール・フォークは、「ティム(アヴィーチー)は単なるユニークなアーティストではなかった。彼は世代に一人のソングライター兼プロデューサーで、どんなサウンドも彼だけのものに変える比類ない才能を持っていました。“Let’s Ride Away”はその才能を完璧に捉えています。この曲は、オーガニックでルーツ音楽に影響を受けた要素と、彼の特徴的なメロディックなスタイルを融合させた、新鮮でありながら間違いなくアヴィーチらしさを感じる稀有な曲の一つです。今この曲をリリースすることで、より多くの人々がそれを体験する機会を得られるでしょう、もしかしたら初めてになるかもしれません」と語っている。

 さらには、「ティムの創造性は限界を知りませんでした。彼はどんなサウンド、歌声、楽器でも完全に自分のものにしてしまいます。そしてティムの音楽の最も美しい点の一つは、その時代を超えた普遍性です。新しい世代がアヴィーチーを発見し続け、彼の曲は世界中の人々の心を動かし続けています」 と述べている。

 アヴィーチーは常に新しい影響、新しいコラボレーター、新しい声を探求し続け、2017年にその探求は彼を米ナッシュビルへと導いた。そのセッションの一つは、ケイシー・マスグレイヴスとプロデューサーのルーク・レアドと共に伝説のサウンド・エンポリアム・スタジオで行われたものだった。

 当時のセッションについてルークは、「スタジオの中でのティムは謙虚さと自信の完璧なバランスを持っていました。彼はコラボレーターに創造の自由を与えつつ、メロディと歌詞の最も良い部分に注意を払い、それを強調するのです。一緒に“Let’s Ride Away”を制作する過程は真の喜びでした」と振り返る。「彼(ティム)は完成した楽曲に本当に満足していたと思います。彼が曲を書いた日に、この曲が大好きなんだと言っていることも知っていますし、エル(・キング)は素晴らしいボーカルを披露し、メロディに忠実でありながら、独自の解釈を加えてくれました」と話している。

 アルバムのジャケット写真は、アヴィーチーのロゴを実際の岩に手彫りで刻んだ物理的なモニュメントを使用。このモニュメントとジャケット写真は、岩のように永遠に残り続けるアヴィーチーのアイコン的な音楽へのオマージュとなってる。この岩は、アヴィーチーが幼少期を過ごしたスウェーデンのスコーネ地方のビャールロフでとれたものが使われており、制作模様を少し収めた動画も公開となっている。

 また、原宿・竹下通りのUNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUの1階では、アヴィーチーのポップアップ・ストアが5月22日まで期間限定で開催されている。

◎リリース情報
アルバム『フォーエヴァー~ベスト・オブ・アヴィーチー』
2025/5/16 RELEASE
<日本盤CD>
UICY-16251 3,300円(tax incl.)
https://umj.lnk.to/AviciiForever

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