世界31か国の学校の様子を豊富な写真で紹介する『見たい、知りたい世界の学校』刊行


学事出版は、二宮皓氏の監修による、世界の学校の様子をビジュアルで紹介した『見たい、知りたい世界の学校』を刊行した。定価は4,180円(税込)で、学事出版オンラインストア、Amazonなどで販売している。

学校生活の一日をわかりやすく図解

グローバル化が進むなか、子どもたちの通う学校にも外国籍の子どもが年々増え続け、学校での国際理解教育が不可欠なものになっている。

現在、万国博覧会が日本で開催されているが、こうした機会に子どもたちに世界中の様々な文化に触れてもらい、国際理解、異文化理解をより進めていこうという動きも活発になっている。

『見たい、知りたい世界の学校』は、学事出版のロングセラーである『世界の学校』(現在まで3度改訂)をもとに、全31か国の学校を、B5・120ページ、全ページオールカラーで紹介する、子どもから大人まで楽しめる図鑑。

広島大学名誉教授・UMAP(アジア太平洋大学交流機構)アンバサダーを務める二宮皓氏が監修を担当し、国際教育の専門家35名による現地取材と貴重な写真によって構成されている。


扱っている国は、ヨーロッパ・北アメリカ・南アメリカ・オセアニア・アジア・アフリカの31か国にのぼる。各国のページには、学校行事、学校制度、実際の授業風景など学校生活の一日、通学、特徴的な科目などに加えて、スクールバスやカバンの紹介、さらには気候や日本との関係性、その国の特徴的なお祭りなどの項目も設けており、小中学生の調べ学習の参考図書としても最適だ。

小学4年生以上の漢字はルビ付きで、小学生から中学、高校、一般の人まで幅広い読者を対象としている。また、近隣のアジアの国々を多く掲載しており、子どもたちが世界の教育や文化に興味・関心を持ち、自分の周りにいる外国人や同じ学校に通う子どもへの理解を深めるきっかけとなる一冊になっている。

『見たい、知りたい世界の学校』の構成


『見たい、知りたい世界の学校』の構成を紹介しよう。まず、「各国の基本情報」では、国土や気候、日本との関係など、押さえるべきポイントをコンパクトに紹介。正式名称や首都をはじめ、知っておきたい各国の基本情報がつかめる。また、世界で異なる学校制度も解説している。


「各国の学校の一日」では、各国の学校の一日を俯瞰してながめられ、全体像がすぐにわかるようになっており、日本の小学校の一日との比較がしやすくなっている。実際の授業風景や登下校の様子、校舎など普段見ることができない写真を多く掲載している。

掲載内容を一部紹介


アメリカでは、大自然の中ですごす伝統的なキャンプや、


近年ではロボットを動かすプログラミング教室も人気が高いという。


南アフリカでは、黒板を使うだけではなく、道具を手でさわりながら数について学習する。


そのほか、韓国の首都ソウルの小学校の校舎や、


給食の時間の様子、


子どもたちに喜ばれる特徴のあるお祭り(祝祭)として、イタリア・ヴェネツィアのカーニバル(2~3月)や、


バングラデシュ・ベンガル新年(4月)などのお祭りも紹介している。

監修者・二宮皓氏のプロフィール

広島大学名誉教授、UMAP(アジア太平洋大学交流機構)アンバサダーの二宮皓氏は、1945年鳥取県生まれ。広島大学教育学部卒業、米コネチカット大学にフルブライト留学後、広島大学大学院修士課程修了、同博士課程を中退。その後、文部省(大臣官房調査課)、広島大学講師・助教授・教授、広島大学理事・副学長、放送大学理事・副学長、比治山大学学長、愛知みずほ短期大学特任教授を歴任。

専門は比較・国際教育学。中央教育審議会大学分科会臨時委員、スーパーグローバルハイスクール(SGH)事業企画評価会議座長等を務める。


子どもたちの異文化理解に最適な、『見たい、知りたい世界の学校』を親子で楽しんでみては。

『見たい、知りたい世界の学校』特設ページ:https://www.gakuji.co.jp/sekainogakkou

(yukari)

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