〈短冊CDの日〉高中正義、3776、GOOD BYE APRILなど約30作品を同時リリース
今年も7月7日に〈短冊CDの日 2025 -シングルCDの祭典-〉イベントが開催されることが決定。リリース予定となる第1弾アイテム33タイトルが発表された。
「短冊CD」とは、1990年代に大流行した8cmシングルCDが七夕飾りの短冊のような見た目であることから、それにちなんで呼ばれるようになったもので、現在でも全国に多くの愛好家が存在している。日本レコード協会による統計では2024年の8cmCDの生産数は32万6千枚(前年比175%)と2年連続で大幅に伸張、インディーズや自主制作盤なども取り扱う大手CDチェーンにおける短冊CDの新譜取扱い数は2022年まで一ケタであったものの、23年は約80タイトル、24年は約50タイトルとここ数年で急増していることから、短冊CDパッケージに興味を持つアーティストが増えてきていることが伺える。
『短冊CDの日』は、この短冊パッケージを通じて、令和に活動するアーティストの音楽とCDショップを盛り上げていこうというイベント。2023年の初開催では大滝詠一の大ヒット曲『幸せな結末』の復刻リリース、2024年にはH Jungle with t『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~』の復刻も行われた。3年目を迎える今年は高中正義が1976年に発表した記念すべき1stシングル『スイート アグネス』のリイシュー作品や、GOOD BYE APRILのライブの鉄板カバーとして人気であるブレッド&バター「ピンク・シャドウ」とバンドのソングライティングに多大な影響を与えた大滝詠一「Velvet Motel」の新録カヴァーも収録した『Velvet Motel/ピンク・シャドウ』が発売される。そのほかザ・ファントムギフトのサリー久保田がトータル・プロデュースするWink Music Service、1年目の短冊CDの日から参加しているアイドルの3776やTnakaといった近年短冊CD作品を精力的にリリースしているアーティストも多数ラインナップに連ねた。さらに今年は映画『ハウルの動く城』の作画監督をはじめ、数多くのアニメ作品に携わってきた山下明彦の描き下ろしイラストによるメインビジュアルと「人生変えちゃう歌がある」をキャッチフレーズにイベントを盛り上げる。
『短冊CDの日』参加タイトルはタワーレコードやディスクユニオンなど全国のCDショップ店頭、または各オンラインショップにて本日以降順次予約受付がスタートする。なお第2弾エントリー作品は6月に発表される予定とのこと。『短冊CDの日』は5月末日までエントリーを受付けているとのことなので、興味あるアーティストは 『短冊CDの日』オフィシャルサイトまで(https://tanzaku-day.jp/)。
リリース情報
『短冊CDの日』参加予定アーティスト※2025年5月7日現在
■第一弾 発売予定アーティスト
(順不同 / 敬称略 / 参加アーティストは変更になる場合あり)
『短冊CDの日』参加予定販売店 ※2025年5月7日現在
タワーレコード, デイスクユニオン, HMV record shop, PET SOUNDS RECORD, and more…
コメント
■メインビジュアルに込めた想い
人生で初めて買った音楽ソフトは、小学生の頃、短冊CDでした。
それから数えきれないほどの音楽に出会い、彩られ、支えられてきました。
あの音楽に、あの歌に出会っていなかったら、いまの自分はいない。
きっと、それぞれの人生に、それぞれのいろんな音楽が在ると思います。
今年の「短冊CDの日」にも、たくさんの素敵な作品が集まりました。
誰かの人生を変えちゃうような、衝撃的な出会いがあるかもしれない。
今年の七夕が、そんな出会いのきっかけになりますようにーーー。
短冊CDの日 運営事務局 木田亮介
Illustration:山下明彦
Logo:HARRY
Design:桑島陽菜
インフォメーション
短冊CDの日特設サイト
http://tanzaku-day.jp
フォトギャラリー
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