【北海道旧東藻琴村(大空町)】美しい酪農や畑の風景に癒される

北海道旧東藻琴村(大空町)
日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、北海道旧東藻琴村(大空町)を写真とともに紹介する。
Vol.445/北海道旧東藻琴村(大空町)
今は「大空町」となったけれど、東藻琴(ひがしもこと)の地名も、唯一無二の存在感を持っている。南側には標高999.9mの藻琴山が鎮座し、旧村には酪農や畑の風景が広がっている。
「ひがしもこと乳酪館」を訪れた。酪農に関する展示もあれば、地元産をはじめとした商品の販売もある施設。そのレジに立っていた女性が、とても雰囲気の素敵な方だった。ほかのお客さんがお店を出るときも、すごく気持ちの良い挨拶をしていて、素敵な人だなと。
いくつかお土産を買って、「ソフトクリームチーズ」も食べてみた。お土産も買ったからか、お母さんはサービスしてくれて、ちょっとソフトクリームの背が高かった。お母さんは東藻琴の出身だそうだ。今は過疎化、高齢化も進んでいると。どこもまずはそうだよなあ。

旧東藻琴村へ。芝が美しい!

畑もいい雰囲気だなあ

たぶん、長芋畑

ひがしもこと乳酪館へ

酪農の歴史をいろいろと感じた

ソフトクリームチーズ。チーズの味もしっかり!

市街地の花々も美しかった
乳酪館から出て市街地に行ったあと、そういえば、お母さんに合併について聞いていなかったと思って、迷ったけれどもう一度お店に戻る。旧東藻琴村は旧女満別町と合併して、今の大空町がある。
「合併した当時はまだ関心がそこまでなかったです。今となっては、大空町として進んでいってほしい気持ちもあるし、東藻琴への愛着もあります。でも、時間が経てば、また変わっていくのだろうなあとも思います」
なるほどなあ。土地への思いについて、ぼくが何か口を挟むようなことは当然できないけれど、今もここで暮らしが続いている、ということはあらためて思ったのだった。
(仁科勝介)

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式X:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247
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