アリアナ・グランデ、ハリー・ベイリーによる「Hampstead」カバーに反応「とても美しい」

 アリアナ・グランデが、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”を制した『エターナル・サンシャイン』のデラックス版“ブライター・デイズ・アヘッド”に収録されている6曲の新曲のひとつ「Hampstead」のハリー・ベイリー‏によるカバーを称賛した。

 インスタグラムに投稿された動画には、映画『リトル・マーメイド』で知られるハリーが、レコーディング・スタジオで、このエモーショナルなバラードをギターで弾き語りする様子が映っている。このカバーはアリアナ本人の目にもとまったようで、現地時間2025年4月10日に、3つのハートと涙目の絵文字を添えて「とても美しい」とコメントした。また、アリアナは自身のストーリーでもこのカバー動画を共有している。

 ハリーは、グランデの内省的な歌詞を透き通るようなボーカルで感情豊かに歌いながら、巧みにギターを奏で、オリジナルのメロディに独自のリフを加えている。彼女は、カバーのキャプションに、「“hampstead”はアリアナのデラックス版で一番好きな曲」と綴っている。

 「Hampstead」は今週、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で59位に初登場した。この楽曲は、「Intro (End of the World) – Extended」「Twilight Zone」「Warm」「Dandelion」「Past Life」とともに、3月28日にリリースされた『エターナル・サンシャイン』のデラックス版に追加収録されている。

 曲のタイトルは、アリアナが2023年に映画『ウィキッド』の撮影中に住んでいたとされる英ロンドンの住宅街ハムステッドにちなんで名付けられており、元夫ダルトン・ゴメスとの離婚について書かれた曲だと広く信じられている。

 ハリーがこの曲をカバーしたのは、ラッパーのDDGとの2年以上にわたる交際の末に破局を発表してから数か月後のことだった。ふたりの間には、幼い息子のヘイローくんがいる。

 DDGは当時、「熟考し、心からの話し合いを重ねた結果、ハリーと私はそれぞれの道を歩むことに決めました」とインスタグラムで明かし、「この決断は簡単ではありませんでしたが、私たち二人にとって最善の道だと信じています。一緒に過ごした時間と分かち合った愛を大切にします」と説明していた。

 先月DDGがリリースした楽曲「Don’t Take My Son」は、ヘイローくんに会えないことへの思いを吐露しているような内容だった。この曲のなかで、彼は「息子を取り上げないでくれ」と繰り返し歌っている。

 一方で、ハリーも今年新曲を発表している。バレンタイン・デーには「Back and Forth」をリリースし、その前にはシングル「Because I Love You」と「Angel」も公開していた。

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