【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.48「関西の学生アーティストの新たな目標に!?MINAMI WHEEL-NEW AGE-が今年も開催」

【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.48「関西の学生アーティストの新たな目標に!?MINAMI WHEEL-NEW AGE-が今年も開催」

こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。

そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。

「関西の学生アーティストの新たな目標に!?MINAMI WHEEL-NEW AGE-が今年も開催」

この記事を読んでくれているインディーズバンドやライブハウスが好きに違いない皆さんは、毎年10月に大阪の心斎橋エリアで行われる大型サーキットフェス・MINAMI WHEELはきっとご存知だと思います。昨年開催前に、このコラムで5回に渡って出演アーティストに関して書いたりもしました。主催の大阪のラジオ局・FM802の方も読んでくださっていたようです。

そんなMINAMI WHEELが昨年から始めた取り組みがあって、それが関西の学生アーティストを対象にしたMINAMI WHEEL出演を懸けたオーディション「MINAMI WHEEL-NEW AGE-」です。そしてそのオーディションが今年も開催されることが決定しました。

私も昨年見に行きましたが、100組ほどのオーディションを勝ち抜いた学生アーティスト7組が本編出演を目指して、8月に聖地BIGCATにて最終ライヴ審査を行いました。さらにゲストバンドとしてBIGMAMAも出演し盛り上げました。各々の個性を出し合って出演権を勝ち取ったのはMarie’s Girl、コロブチカ、幻想痛の3組。現在もしっかりライヴハウスで活躍を続けています。この若人達の本気にBIGMAMAも「本当に自分達のライヴにも気合が入った。刺激をもらった」とコメントしていました。

関西で若手アーティストを追う私としても、関西にはいくつか魅力的なコンテストやオーディションがあるものの、やはり先日も大盛況で終わった10代アーティストが中心の十代白書が一番名前が知られています。その十代白書を卒業したばかりの20代前半のアーティストがまた燃えることができる目標のオーディションが新しく生まれたと思い、もっと知名度が上がっても良いなと思いました(もちろん10代のアーティストもエントリーできます)。あとはやはりBIGCATに立てるのは大きいことです。MINAMI WHEELでもメインステージにあたる会場なので「またここに戻ってきたい」という気持ちになるでしょう。

【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.48「関西の学生アーティストの新たな目標に!?MINAMI WHEEL-NEW AGE-が今年も開催」

実はエントリーは既に始まっており、フライヤーによると5月11日まで。そして音源審査と実演審査を経て、8月25日にBIGCATにて決勝が行われます。ライヴでのオーディションやコンテストは、コロナ禍以降減っていましたが、ここ最近また増加傾向にあると感じます。演者にとって、リスナーの想像以上にこういったものに挑戦し続けるのは難しいことだと思いますが、ガムシャラに出し切る姿は結果問わず誰かが応援し続けると思うので、その気持ちを持つアーティストは是非。詳細はMINAMI WHEELのHPにて。

インフォメーション

・遊津場SNS
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OTOTOY

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