「離合」の意味を知ってる人は○○人?

知らない言葉って案外あるものですが、今日も全く知らない言葉に巡り合いました。むろん筆者の勉強不足でもあるのですが、その単語は文字通り生まれて初めてのワードでした。
その言葉は、「離合」(りごう)。意味的には「(車などで)すれちがう」ことを指すようです。
そしてこの「離合」という単語はどうやら鹿児島や熊本を中心に九州から山口広島にかけて使われることが多いらしく、中部地方より北ではほとんど使われない言葉のようです。
「NHK熊本WEB特集 クマガジン」によると、
「離合」は、「離れたり集まったりすること」という意味の他に、 熊本では「狭い道で車がすれ違うこと」の意味で使われています。
との解説もみられました。

https://www.nhk.or.jp/kumamoto/lreport/article/001/64/
つまり、離合の意味を知っている人は九州人である可能性が高いということになりそうですね。
実際に筆者の周りの鹿児島や熊本の方たちに「離合」について聞いてみたところ、こんな反応が返ってきました。
・離合ね、普通に使うかな。車の行き交いみたいな意味で使ってるかもしれない。「国道504号は離合がほぼ不可能なので使うべきではない」みたいな(鹿児島出身Tさん)
・まあ聞いたことはありますけど、頻繁に使うのかどうかは不明。私、ほとんど運転しないもんで……。(鹿児島出身Tさん)
・「離合しなきゃいけない」「離合できないかも。氣をつけて!」とか会話の中で使ってるイメージ。ニュアンス難しいけど、どっちかというとネガティヴなイメージかも。……おい、標準語やで!!!(熊本出身Sさん※原文ママ)
やはり、離合は「車のすれ違い」の意味合いで使われることが多いようですね。みなさんはこの言葉、知ってましたか?
※記事冒頭画像はいらすとや、文中画像はNHKサイトより引用

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