ゼンハイザーが有線ヘッドホン「HD 550」を4月発売へ 軽量・高耐久で周波数特性を向上した新モデル

ゼンハイザーは3月19日、有線ヘッドホン「HD 500」シリーズの新モデル「HD 550」を4月2日に発売することを発表しました。価格はオープンで、店頭想定価格は5万4450円(税込)。Amazon限定で2月に発売した「HD 505」同様、軽量・高耐久なHD 500シリーズの特徴はそのままに周波数特性を向上しているのが特徴です。

振動板とトランスデューサーを改良

本体重量は約237g(ケーブル除く)。振動板(ドライバー)にはラミネート加工を施し、厚さを調整することで高域のパフォーマンスを向上しています。上位モデル「HD620S」と同じマグネットシステムを採用し、マグネットシステムの後方に設置したアコースティックフォームにより、高音の再現性を向上しています。トランスデューサーの前方(耳側)には透明でオープンなバッフルを使用、ドライバーと耳のへだたりを最小限にすることでピュアなサウンドをダイレクトに届けます。トランスデューサーは角度をつけて配置することで、自分が中心にいるような臨場感が得られるのも特徴です。

「HD 599」と比べて周波数特性が向上。高音域は広がりがあり共鳴音が少なく、最上域でも軽やかでクリアな音を再現します。低音域は力強く、非常に低い周波数までしっかりと再現。中音域はニュートラルな音で、ボーカルや楽器が際立ち、自然な質感に。全体としてニュートラルなサウンドにチューニングされています。

HD 505は分析的な音にチューニング

HD 505はポリマーブレンド素材の振動板とトランスデューサー後方に配置したメッシュダンピングリングにより、躍動感のある中域と伸びのある高域を再現。正確で分析的なサウンドにチューニングされています。本体重量は約237g(ケーブル除く)。記事執筆時点でAmazonでの販売価格は5万600円(税込)です。

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. ゼンハイザーが有線ヘッドホン「HD 550」を4月発売へ 軽量・高耐久で周波数特性を向上した新モデル

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。