プレイボーイ・カルティ、最新作『ミュージック』がSpotifyで2025年に1日で最もストリーミングされたアルバムに
プレイボーイ・カルティのニュー・アルバム『ミュージック』が、ストリーミング・プラットフォームで好調なスタートを切った。
現地時間2025年3月14日にリリースされた、米アトランタのラッパー、プレイボーイ・カルティの3rdスタジオ・アルバム『ミュージック』は、Spotifyで2025年に1日で最もストリーミングされたアルバムとなった。「カルティの“ミュージック”はすでに歴史を作っています」と、同ストリーミング・プラットフォームは土曜日にXで発表した。
アルバムのリリースに先駆け、Spotifyは米ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミなどの主要都市に同作のビルボードを設置。「STREETS READY」「SORRY4 DA WAIT」「I AM MUSIC MF」といったメッセージを掲げ、プロモーションを展開した。
『ミュージック』からは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で15位、R&B/ヒップホップ・ソング・チャート“Hot R&B/Hip-Hop Songs”で3位を記録した公式シングル「All Red」が先行リリースされた。また、カルティは自身のYouTubeやInstagramで「2024」、トラヴィス・スコットをフィーチャーした「BACKR00MS」、「H00DBYAIR」などの楽曲を公開していた。
さらに、カルティは昨年12月に開催された【ローリング・ラウド・マイアミ】にヘッドライナーとして出演し、ザ・ウィークエンドをフィーチャーした「Lose You」を含む未発表曲を披露した。両者のコラボは、ザ・ウィークエンドのアルバム『ハリー・アップ・トゥモロウ』に収録され、昨年Hot 100で3位を記録した「Timeless」に続くもので、過去にはマドンナも参加したヒット曲「Popular」がプラチナ認定を受けた。
『ミュージック』には、ヤング・サグ、トラヴィス・スコット、フューチャー、ケンドリック・ラマー、ザ・ウィークエンド、リル・ウージー・ヴェルト、スケプタ、タイ・ダラー・サインら豪華アーティストが参加している。また、Cardo、メトロ・ブーミン、サウスサイド、F1lthy、イェー、キャッシュ・コバーン、プロダクション・デュオのOjivoltaなどのプロデューサー陣が名を連ねている。
30曲からなる本作は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”とR&B/ヒップホップ・アルバム・チャート“Top R&B/Hip-Hop Albums”で首位を獲得したカルティの前作『ホール・ロッタ・レッド』以来5年ぶりのアルバムとなる。2020年の『ホール・ロッタ・レッド』では、「Go2DaMoon」でイェー(カニエ・ウェスト)、「M3tamorphosis」でキッド・カディ、「Teen X」でフューチャーとタッグを組んでいた。
カルティは、現地時間3月16日に【ローリング・ラウド・カリフォルニア】でヘッドライナーを務める。同フェスティバルは今週初め、Xに「2018年にカルティのデビュー・アルバム“ダイ・リット”は【ローリング・ラウド・マイアミ】の前日にドロップしました。その伝統を引き継ぎ、【ローリング・ラウド・カリフォルニア】の開幕前日に“ミュージック”をリリースします」と投稿していた。
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