東京・吉祥寺から発信するインディーゲームの祭典「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025」が開催 注目作品をピックアップしてご紹介

2023年に立ち上がった、東京・吉祥寺で開催のインディーゲームイベント「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」。その第3回となる「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025」が、3月8日(土)と9日(日)の2日間にわたって開催されました。
会場・展示の規模がさらに拡大




昨年は武蔵野公会堂と吉祥寺東急REIホテルの2か所を会場に133タイトルを出展していたのに対して、今回はさらに吉祥寺PARCO、キラリナ吉祥寺といったサブ会場も加わり、公式サイトで確認できる範囲で200タイトル以上の作品が出展されました。武蔵野公会堂の会議室は例年どおり、ゲームの試遊や開発者との交流で活況に。吉祥寺東急REIホテルは宴会場を2部屋使用した大規模な展示となりました。
武蔵野公会堂のホールではステージイベントを開催。インディーゲームパブリッシャーによるトークセッション、注目タイトルの紹介、VTuberグループ「にじさんじ」ライバーも参加したゲームイベント、野田クリスタルさんをゲストに迎えた「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT AWARD」授賞式といったプログラムを展開しました。
注目タイトルをピックアップ
200以上の出展タイトルから、筆者が注目した作品をピックアップしてご紹介します。
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UNDEFEATED: Genesis(indie-us Games)[リンク]

indie-us Gamesさんのスーパーヒーロー3Dアクション「UNDEFEATED: Genesis」は昨年のTGS同様、丁寧なチュートリアルとNPCミッションが追加されたバージョン。今後は敵味方のキャラクターや複数の巨大ボスが追加されるそうで楽しみ! #TIGS2025 pic.twitter.com/s0uWN6NtYs
— 宮原俊介@getnews.jp (@shnskm) March 13, 2025
はっかーさん!大団円まで連れてって!(ですのや☆)[リンク]

昨年のTIGSで「不思議な夢の海のとばり」を遊ばせていただいたですのや☆さんはSteam向けに開発中の「はっかーさん!大団円まで連れてって!」を出展。ゲームの主人公のパラメータをハックして共にゲームクリアを目指すメタなシステムのADV #TIGS2025 pic.twitter.com/O96WmW1a0q
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CASSETTE BOY(Wonderland Kazakiri)[リンク]

Wonderland Kazakiriさんの「CASSETE BOY」は昨年のBitSummitで遊んだバージョンから大きく進化。架空のゲーム機「テンカイ68」で遊ぶミニゲームや最初のボスクリア後のステージ、次なるボスなどアップデートが盛りだくさん! #TIGS2025 pic.twitter.com/6ExvXLOPxd
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Last Standing(Nao Games)[リンク]

昨年のBitSummitでガジェット通信賞に選んだNao Gamesさんのキーボードをバンバン叩いて遊ぶ2Dアクション「Last Standing」はステージやパワーアップアイテムが追加されて着々と開発が進行中。スペースキー連打不要になって遊びやすくなってます #TIGS2025 pic.twitter.com/VKKYK6xepO
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Death the Guitar(トロヤマイバッテリーズフライド)[リンク]

iGiブースでトロヤマイバッテリーズフライドさんの「Death the Guitar」を久々に遊んだら、ストーリーパートやスリリングなボス戦を実装して大進化!へたっぴでボス戦はクリアできませんでした。。 #TIGS2025 pic.twitter.com/WB4WHWmSPL
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Ratatan(Ratata Arts)[リンク]

Ratata Artsさんの「Ratatan」は、PSP「パタポン」の精神的続編として注目を集めるリズムローグライクアクション。リズムに合わせたシンプルな戦闘システムをベースにしつつ、キャラクター配置やスキル選択に戦術性があり、歯ごたえのあるゲーム内容です #TIGS2025 pic.twitter.com/9Cz941MpWC
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Free Will(Kipps in a Box)[リンク]

Kipps in a Boxさんの「Free Will」は、バグに浸食された不穏なゲーム世界をPCのシステムファイル操作で制御しながら主人公を導くメタ視点のアクションRPG。Steamで無料公開中です #TIGS2025 pic.twitter.com/dTSzkAL7Km
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SKY THE SCRAPER(Ryo Kobuchi)[リンク]

Ryo Kobuchiさんの「SKY THE SCRAPER」は、ビル清掃のアクションと若者の成長を描くアクションRPG。製品版の5つのシナリオのうち初回シナリオの一部が遊べるデモ版がSteamで公開中です #TIGS2025 pic.twitter.com/TVq4YmOBCL
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悟遊戯OHENRO 88(バーガースタジオ)[リンク]

バーガースタジオさんの「悟遊戯OHENRO 88」は、仏教の世界観をカラフルなピクセルアートで表現するアクションRPG。お遍路さんが仏に姿を変えながらインターネットの妖怪と相撲を取るボス戦を体験できるデモ版が出展されました #TIGS2025 pic.twitter.com/txg0BGo5ya
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SARU BOX(make.ctrl. Japan)[リンク]

make.ctrl. Japanブースの「SARU BOX」は、「バナナが取れない動きを再現してIQを下げる」ゲーム。何を言っているか分からないかもしれないけど見ての通りですw #TIGS2025 pic.twitter.com/f8YEozUdKP
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3月14日(金)と21日(金)の20時からのライブ配信番組「ガジェット通信」では、TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025を特集。上記作品から一部タイトルを実況プレイにてご紹介します。
ユニークすぎる展示ブースも
会場にはユニークな展示形態のブースもチラホラ。
Vampire Survivors(poncle)[リンク]

「ヴァンサバ系」のフォロワーも生んだ世界的人気ゲーム「Vampire Survivors」も試遊はなく、ゲーム世界の酒場をイメージした展示に。
MiSide : ミサイド(松竹)[リンク]

昨年12月にリリースされたホラーADV「MiSide」は、パブリッシャーを担当する松竹がブースを出展。試遊はなく、初のお披露目となるグッズの販売を展開していました。
Thumbylina(Leona Software)[リンク]


親指サイズのゲーム筐体で動く育成ゲーム「Thumbylina」。タイマーアプリでコインを貯めてガチャを引き、キャラクターの髪型のバリエーションを増やしていくゲームが遊べました。
TOKYO INDIE GAMES SUMMIT
https://indiegamessummit.tokyo/[リンク]

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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