規格外の廃棄野菜を原材料とした「おやさいクレヨン」が新発売!


ソーシャルグッドプロデュース企業のアインズは、mizuiroと共同で「おやさいクレヨン」を3月11日(火)より販売中。同商品は、ひこにゃんショップとアインズECサイト「KAMIHIME+」で購入できる。

アインズとmizuiroは、規格外の廃棄野菜を原材料としたクレヨンで、子どもたちに「安全」を、家族に「安心」を届けていく。

「規格外品」や「端材」をできる限り活用

「おやさいクレヨン」1,650円(税込)は、mizuiroの代表である木村尚子さんが、藍染展で自然由来の色に着目したことから始まった。野菜などが持っている本来の優しい色で、子どもと一緒に絵を描けるツールができないかという思いが製品開発の原点だそう。

同商品は、本物の野菜や果物、豆類を原材料としながらも、市場に流れない「規格外品」や「端材」をできる限り活用することで、食品循環を目指している。例えば、パプリカは日本のパプリカ農場に、欠けていたり小さ過ぎたりして販売できない規格外品を集め、パウダー化。ほうれん草も捨てられていた端材などを使用し、機能性成分値も高いものを採用している。ベースの米油とライスワックスは、廃棄される米ぬかから採取して、持続可能性を高めている特徴をもつ。

環境への思いが詰まった商品

また同商品は、国内の老舗クレヨン工場でJIS規格に沿った製造工程により作られており、欧州規格の玩具の安全性EN71-Part3(※)をクリアしている。


パッケージ、クレヨンの巻紙の印刷には、アインズと女神インキ工業が共同で開発した、インキに含まれるプラスチック(樹脂)を使用しない環境対応型インキ・eLinksを使用。クレヨンだけでなく、パッケージや巻紙の印刷に至るまで、環境への思いが詰まった商品だ。

デザインは、滋賀県彦根市のキャラクター「ひこにゃん」HIKONEや「わるにゃんこ将軍」MOHERON STUDIOをモチーフとしており、子どもたちも親しみやすいデザインという点にも注目したい。

アインズは、人と環境にやさしい印刷をはじめ、様々な社会貢献活動をSDGs活動として取り組んできた。今後も事業活動や社会貢献活動を通じて、顧客や地域社会に満足してもらえるソーシャルグッドプロデュース事業を展開する考えだ。

安全なクレヨンを子どもたちの手に。廃棄野菜を原材料とした「おやさいクレヨン」をチェックしてみては。

■ひこにゃんショップ
住所:滋賀県彦根市本町1-7-34(ひこにゃんミュジアム内)

KAMIHIME+:https://kamihime.jp
アインズ:https://www.shiga-web.or.jp/eins

mizuiro:https://mizuiroinc.com

※ EN71-Part3とは欧州の玩具の安全性に関する指令(Directive 2009/48/EC)の改正に伴い改定された基準で、2013年より運用を開始している。14歳未満の子どもが遊びの中で使用するように設計された又はそれを意図した製品に適用。「En71」はPart1~Part13に分類されており、「おやさいクレヨン③」シリーズがクリアした「Part3」は、特定元素の移行として、玩具中の重金属類が接触又は誤飲により健康に影響を与えないかを確認する試験だ。

※「ひこにゃん」©HIKONE
※「わるにゃんこ将軍」©MOHERON STUDIO

(江崎貴子)

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