【東京都港区】江戸文化を体験できる新拠点「SHOGUN CAFE & EXPERIENCE」が表参道にオープン!


日本インキュベーションセンターは、表参道に新たな文化体験型施設「SHOGUN CAFE & EXPERIENCE」をオープンする。

3月下旬のグランドオープンに先立ち、2月26日(水)からプレオープンを開始。同施設は、江戸時代の文化や精神を現代に伝え、日本の伝統を国内外の訪問者に体感してもらうことを目的としている。

江戸時代の平和と文化が生んだ価値

長い戦乱の後に、世界史上で類を見ない260年に及ぶ平和と、独特の豊かな文化を育んだ日本。この時代の統治者である徳川家が代々世襲した征夷大将軍は、世界から「SHOGUN」と呼ばれ、国内外で特異な存在として知られた。

列島と山脈の複雑な地形がもたらす多様な富、そしてSHOGUNのもとで全土を治める三百諸侯に育てられた各地の人材や食材は江戸に集まり、その時に生まれた絵画、芸能、建築、娯楽、味覚は、今でも世界を驚かせ、感動させている。江戸が東京に変わってから150有余年が経った現代においても、江戸文化の延長線上で新たな商品やサービスが日々生まれている。

「SHOGUN CAFE & EXPERIENCE」は、流行の中心地・表参道に位置し、国内外から訪れる人々に現代的な意匠の店内にて、今日の日本に息づく江戸文化を体験できる場所としてオープン。1階はカフェと物販エリア、2階は体験型施設となっており、それぞれ異なる形で江戸文化を体験できる。

1階はカフェと物販エリアを併設


米は、日本人にとって神聖な存在といえるだろう。神聖な米をついて作った餅は、江戸時代には多くの人にとっては正月などの行事でしか食べることができない特別な食べ物であり、今に至るまで神様への捧げ物として用いられるほど大切にされている。

カフェでは、そんな日本人にとっての幸せと富の象徴ともいうべき餅を中心としたフードメニューを用意。


黒蜜きな粉もち 858円、特選だし醤油もち 803円、こし餡もちしるこ 1,045円、わらび餅饅頭と有機煎茶のセット 1,100円、フルーツ大福と有機煎茶のセット 1,155円、練りきり和菓子と有機煎茶のセット 1,155円など、日本ならではの味覚が楽しめる。

中国原産のお茶は、発酵させるのが世界の標準となっている。しかし日本は、良質の水が豊富であることから、茶葉そのものの微妙な味わいが活きる喫し方が主流だ。


店内では、日本人が長く楽しんできた形を大切にしたお茶メニューに、さらに新しい味覚も取り入れている。宇治抹茶や焙じたて茶なども提供しており、日本独自のお茶文化を堪能できるのが嬉しい。

物販エリアでは、現代において進化した、日本の歴史や季節感から生まれた伝統文化である和菓子や日本伝統工芸品がラインアップ。“伝統技術と地球環境を次世代に紡ぐ”をテーマに、アップサイクルと連携した製品を展示・販売する。


紙資源と間伐材から生まれた紙の糸「TSUMUGI」から織られる生地に、加賀友禅の手ぬぐいや、


大島紬のバッグ、


会津型のポーチ、トートバッグといった、江戸時代に発展した各地域の伝統工芸作家がデザインや染色が施されたアイテムを取り揃えている、

2階は体験型エリアを用意

江戸時代では、文学・美術・音楽などの藝術、食やファッションなどの風習の大きな発展があり、将軍もまたこれらを嗜みとして学んでいたそう。

2階の体験エリアでは、江戸時代の将軍になりきって様々な「平和を築いた将軍たちが大切にした教養と嗜み」を、現代に合わせて体験できる企画を展開する。

カフェの詳細について

同施設の所在地は、東京メトロ表参道駅から徒歩1分という好立地。営業時間は9:00~19:00で、カフェと物販エリアは予約不要だが、体験型施設は予約時のみの営業だ。

日本文化の魅力を体験できる「SHOGUN CAFE & EXPERIENCE」をいち早くチェックしてみては。

■SHOGUN CAFE & EXPERIENCE
住所:東京都港区北青山3-6-26 QCCube北青山36ビル
営業時間:1F カフェ&物販/9:00~19:00、2F 体験型施設/予約時のみ営業

日本インキュベーションセンター公式サイト:http://www.jiq.or.jp

(丸本チャ子)

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