【東京都新宿区】フランス語圏の文化を体験できる「フランコフォニーのお祭り」が東京日仏学院で開催！

3月16日(日)、東京日仏学院にて「フランコフォニーのお祭り」が開催される。誰でも無料で参加可能だ。

29か国以上で公用語または主要な言語として使用されるフランス語は、国際機関でも広く使用され、フランス語話者は世界に2億7,000万人以上に上るという。

毎年3月20日は「国際フランコフォニーの日」。重要な役割を果たす言語のひとつであるフランス語と、フランス語圏の文化を世界中で祝う日だ。

毎年恒例のフランス語圏の文化を堪能できるイベント

東京日仏学院で毎年行われている「フランコフォニーのお祭り」は、フランス語が話されている国や地域の大使館や地方政府代表部の協力のもと、フランス語圏の文化を堪能できる特別な祭典。

伝統料理に始まりダンス、工芸品、音楽、映画上映、講演、アートパフォーマンスやワークショップを通じて、ベルギー・ワロン地域、コートジボワール、カナダ・ケベック州など、総勢20の国と地域の文化を存分に体験できる特別な一日だ。

さらに、今年の「フランコフォニーのお祭り」では、春学期フランス語オープンデーも同時開催。要予約で、東京日仏学院にて4月に開講されるフランス語講座を無料で試せる。

フランコフォニー諸国の郷土料理や音楽を楽しめる

東京日仏学院の公共スペースでは、12:00～18:00にフランコフォニー諸国の文化のブースとTV5の紹介、12:00～18:00にヘナタトゥー体験(モロッコ)を実施。

テラスと駐車スペースでは、12:00～18:00にLibrairie SolidaireとEcole solidaireによる本の販売が行われる。

また、レストラン『ロワゾー・ドゥ・フランス』は、12:00～18:30にフランコフォニー諸国の郷土料理特別メニューを提供。

さらに店内ステージとして、12:00からDJセット ： フランス語圏の音楽、コンサートパフォーマンス ： Beatrix(フランス)、日本フランコフォニー評議会 関係者挨拶、ライブコンサート ： グナワ東京 、ライブコンサート ： Eagle’s Visions(コンゴ)などを順次実施する。

映像作品や映画の上映・詩の朗読なども実施

他にも、エスパス・イマージュ(映像作品上映・講演)として、12:00～12:40に映画『JOHAN, TRIAL BY FIRE/ジョハン、炎のダイアローグ』(スイス)を上演。

12:45～14:55には、映画『大エジプト博物館』(エジプト)、13:15～14:15に作家・Mukadi ILUNGA氏とMatusisa NGNAMAU氏による対談(コンゴ)を実施する。

14:45～15:45にはフランク・ミシュラン氏による講演『シモーヌ・ヴェイユ (偶像を超えて、信念を持つ女性の旅)』 (フランス)。15:45～16:05には、『詩人と石、そして筆』マチュー・セゲラ氏によるジャン=クラランス・ランベールの詩の朗読とアレシンスキーの挿絵のスライド、松井ユカ氏によるアートパフォーマンスが行われる。

文化を体験できるワークショップにも参加可能

16:30～17:30には、サビーヌ・エルハート・ルクセンブルグ大学教授による講演『フランコフォニーとはひとつにして、不可分なのか？』。17:30～18:00にはフランス語の授業の紹介(フランス)、18:00～20:08には映画『Ce nouvel an qui n’est jamais arrivé』(ルーマニア)を上映する。

そしてメディアテークとして、11:00～18:00にルーマニアの図書紹介、12:00～12:45に言葉遊びのワークショップ(ギリシャ)、14:00～15:30にイラストのワークショップ(ワロン地域ーブリュッセル、ベルギー)を実施。

17:00～18:15には、『フランス語圏のアフリカを発見しよう』ワークショップを無料・要予約で開催する。

参加国・地域は、ガボン、ルーマニア、トーゴ、モロッコ、ジブチ、ルワンダ、カナダ・ケベック州、コートジボワール、エジプト、マダガスカル、ベルギー・ワロン地域、チュニジア、セネガル、スイス、ギリシャ、コンゴ、カナダ・ケベック州、ブルキナファソ、カンボジア、フランス。

フランス語圏の文化に興味がある人は「フランコフォニーのお祭り」に参加してみては。

■フランコフォニーのお祭り 2025
日時：3月16日(日)11時～20時
場所：東京日仏学院/東京都新宿区市谷船河原町15
「フランコフォニーのお祭り」詳細：https://culture.institutfrancais.jp/event/20250316fetedelafrancophonie

(佐藤 ひより)