【島根県安来市】名城「月山富田城」でデジタル音声ガイド発売。臨場感溢れる解説で新しい観光体験を


大阪府大阪市に本社を構え、音声を活用したデジタルガイドアプリ「shouTpuT(シャウトプット)」を提供するshouTpuTは、「100年後に声で今を届ける」というビジョンのもと、音声コンテンツを活用し、各地の無形資産を次世代に残すことを目指している。

このたびは、安来市観光協会と連携し、3月1日(土)より、山城「月山富田城」で音声ガイドによるデジタルコンテンツを販売する。

難攻不落の名城「月山富田城」に新しい観光体験を

島根県安来市にある「月山富田城」は、戦国時代に尼子氏の本拠地として発展し、その堅固な防御から「難攻不落の城」として知られている歴史的名城だ。

同城は、年間約2万人の観光客が登城する人気スポットだが、ボランティアガイドの高齢化や一人旅の増加により、観光客一人ひとりに応じたサービスの提供が難しい状況にあったのだそう。

また、文化財である同城に案内看板を設置することは難しく、環境を変えることなく観光客に満足してもらえる情報を届ける方法が模索されていた。

この課題を解決するため、島根県出身の「shouTpuT」創業者との縁をきっかけに、観光協会と「shouTpuT」が連携。半年間にわたる準備期間を経て、今回のリリースに至ったという。

臨場感溢れる解説で城の魅力を伝える音声ガイド

「月山富田城」で販売される音声ガイドは、地域の無形資産を未来に伝えるアプリ「shouTpuT」を活用して実現。安来市観光協会が提供する。

音声ガイドの収録は、「月山富田城」の歴史に精通する安来市歴史資料館の館長・平原金造さんが担当。実際に城を訪れ、息を切らしながら語る臨場感溢れる解説が、そのまま音声に反映されているそう。このリアルな雰囲気が、同コンテンツの魅力のひとつだ。

同コンテンツでは、「月山富田城」が戦国時代にどのように活用されていたのか、当時の戦争の在り方や地域の背景を学ぶことができる。長年にわたり城を見守ってきた語り手の想いが込められており、単なる歴史の説明ではなく、書籍やインターネットの情報では得られない、ガイドの経験に基づいた知識やエピソードが満載だ。

購入方法と利用方法

「月山富田城」の音声ガイドは、同城のふもとにある「安来市立歴史資料館」にて販売。購入すると招待コードが発行される。

トップ画面スクリーンショット

詳細画面スクリーンショット

スマートフォンに「shouTpuT」アプリをダウンロードし、招待コードを入力して、同城に足を運び、現地で音声ガイドを聴こう。

歴史的名城「月山富田城」の音声ガイドで、新しい観光体験をしてみては。

安来市観光協会 URL:https://yasugi-kankou.com/spot/yasugishirekishishiryoukan
shouTpuT URL:https://www.shoutput.org/services

(Higuchi)

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