【福岡県】「2024 アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」終焉。福岡市美術館で受賞作品展を開催

2024アジアデジタルアート大賞展実行委員会が主催する「2024 アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」の受賞作品が、2024年10月26日(土)に決定。TBWA HAKUHODOの企画・制作した「The Symphony Plotter」が、最高賞であるアジアデジタルアート大賞/福岡県知事賞を受賞した。

3月4日(火)〜9日(日)に福岡市美術館で開催される「2024 アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA受賞作品展」で、受賞作品が展示される。

「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」について

「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」は、北部九州からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエイターの発掘・育成の場として2001年にスタートした。

高度なメディアテクノロジーを背景に論理的な思考と芸術的感性との融合を標榜し、さらにアジアの文化、風土に深く根差した世界レベルのメディアアート作品の公募展だ。

最高賞は「The Symphony Plotter」

「2024 アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」で最高賞に輝いた「The Symphony Plotter」は、TBWA HAKUHODOが協力している「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクト」内で発表したアート作品。

コンサートで刹那に消えてしまう音をビジュアルとして残すための試みで、オーケストラの演奏を解析してペンプロッターが演奏者のポートレートを描くビジュアライズシステムを開発し、2024年8月に開催された「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクトVOL.8 《変幻する音楽会》」において実際に作品を送出した。

TBWA HAKUHODO Art Directorの宮崎琢也氏は、「演奏された音がペンプロッターを使ってポートレートを描くという今回の企画は、いわゆるオーティオビジュアライズとは違い、そのコンサートの熱量や、演奏者の躍動をビジュアルとして定着することを目指しました。広告の仕事として取り組んだ本作を、美術館で作品として展示していただけることを光栄に思います」とコメントしている。

落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクト

「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクト」は、テクノロジーによりオーケストラの鑑賞体験をアップデートし、芸術文化により多様性の高い社会の構築と日本文化の発信を目指すプロジェクト。音楽は耳で聴くものという常識にとらわれず、デジタルとリアルの融合に取り組んでいる。

TBWA HAKUHODOは、2018年に初めて開催した「VOL1. 『耳で聴かない音楽会』」以来、タイトルやキャッチコピーをはじめ、ブランド制作に協力を続けている。

TBWA HAKUHODOについて

TBWA HAKUHODO(TBWA博報堂)は、2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社だ。

博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」と、TBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献している。

「DISRUPTION」は、既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだすTBWA HAKUHODOの哲学。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出す。

福岡市美術館で「2024 アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」の受賞作品を鑑賞してみては。

■2024 アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA受賞作品展
会期：3月4日(火)〜9日(日)9:30〜17:30(※最終日は16:30)
会場：福岡市美術館
住所：福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
URL：https://adaa.jp/ja/index.html

(Higuchi)