【福島県大熊町】大熊インキュベーションセンターで復興交流イベント開催!ステージや飲食ブースなど


福島県大熊町は、大熊インキュベーションセンター(以下、OIC)にて、「大熊町 復興交流イベント おおくま学園祭 2025『OKUMA ODYSSEY』」を3月15日(土)に開催する。参加費は無料だ。

また、「ゼロカーボンフェスティバル2024 inおおくま」も同時開催される。

「大熊町 復興交流イベント おおくま学園祭」実施背景

福島県大熊町は、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、全町民が町外へ避難した。

平成31年4月に中屋敷・大川原地区の避難指示が解除。令和4年6月30日には、JR大野駅周辺の市街地を含む特定復興再生拠点区域の避難指示が解除された。

令和4年7月には、OICが開所し、起業家支援や新産業創出に向け、多くの企業が町内で事業を始めている。また、町内に複数の再生賃貸住宅が整備され、若い世代を中心に移住者が増加傾向にあるのだそう。

こうした中で、大熊町では令和5年より帰還の促進やふるさととの結びつきの維持、交流人口の増加や移住の促進を目的とした「大熊町 復興交流イベント おおくま学園祭」を実施している。

イベント内容


「大熊町 復興交流イベント おおくま学園祭 2025『OKUMA ODYSSEY』」では、アーティストによるメインステージをはじめ、飲食ブース、OICの入居企業約20社による出展コーナー、アート展示、町民展示、若手起業家発表会を展開する。

出演アーティストは、小林武史さん・藤巻亮太さん・Salyuさん・アオイツキ(アオイヤマダさんと高村月さん)・Rin音さん・Amber’sら7組だ。

飲食ブースには、「BROOKLYN RIBBON FRIES」「SmileSpice」「つるを」「HAVE A GOOD SLICE」「thecosa」「神田おかめ」など約20店舗が出店する。

アート展示では、プロジェクトFUKUSHIMA!、保良雄さん&都倉達弥さんの作品が登場する。

ゼロカーボンフェスティバルを同時開催

また、今年度より「ゼロカーボンフェスティバル2024 inおおくま」を同時開催。ゼロカーボン関連事業者の出展や、体験ワークショップ、アーティストたちによるトークセッション、全国から集めたゼロエミッション・ビークルやクラシックカーをEVにコンバートした車両の展示などを実施する。

こうした企画を通し、大熊町の2050年までのゼロカーボン達成という目標について理解を深め、機運の醸成をはかる。

なお、同イベントではFCV(燃料電池自動車)などを活用しCO2の排出を抑制。また、排出されるCO2は東北圏内のCO2削減活動に資金提供することにより、カーボン・オフセットを実施することで「ゼロカーボン」としてイベントを実現する。

2つのイベントが開催される大熊インキュベーションセンターへ出かけてみては。

■大熊町 復興交流イベント おおくま学園祭 2025 OKUMA ODYSSEY
※「ゼロカーボンフェスティバル2024 inおおくま」同時開催
日時:3月15日(土) 10:00~16:00
場所:大熊インキュベーションセンター
住所:福島県双葉郡大熊町大字下野上字清水230
参加費:無料
URL:https://okuma-fes.jp

(Higuchi)

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