【北海道積丹町】「積丹温泉芸術祭」開催中!真冬の積丹半島をアートやサウナ、食などで盛り上げる


2月15日(土)から24日(月・祝)の10日間、北海道積丹町の冬季は休館中の温泉施設「岬の湯しゃこたん」で「積丹温泉芸術祭」が初開催されている。真冬の積丹半島の先端で前衛的なアートや、サウナ、温泉、食、LIVEイベントなど…新たなチャレンジが立ち上がった。

「積丹温泉芸術祭」の会場は休館中の温泉施設

「積丹(シャコタン)」の語源は、アイヌ語の「シャク(夏)」と「コタン(村・郷土)」を組みあわせた「シャクコタン」(夏の場所)。会場となる温泉施設「岬の湯しゃこたん」も夏は多くの観光客で賑わうが、冬の間は通常休館している。


今イベントでは、「この“空白の季節”にしか生まれない新たな創造と出会いをつくりたい…!」という想いから、「岬の湯しゃこたん」をこの期間だけ特別営業。いつもと違うサウナや露天風呂、前衛的なアートやLIVEイベント、積丹食材を生かした異色コラボ料理など、様々な企画が予定されている。

温泉施設がアートミュージアムに

「岬の湯しゃこたん」内外に、道内外から招待したアーティストによる作品が展示され、施設は通常営業時とは雰囲気を変えた異空間に。

荒井記念美術館の協力のもと「Picasso Bar」が期間限定で出現する

参加アーティストは、現代アーティストが中心であるが、荒井記念美術館の協力によりピカソの作品3点も展示される。

高橋喜代史さんはフランス、ニュージーランドでの個展など札幌を拠点に国内外で活動している

高橋喜代史さんは、戦後日本美術の影響を背景に「言葉の多面性」を立体作品や映像作品で考察している作家。

1998年北海道生まれのSUMAさんは、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画在籍

地球上で存在するあらゆるものとの関わりについて、より普遍的な印象やアイコンを引用、集積し思考するSUMAさん。

Chim↑Pom from Smappa!Groupのプロジェクトベースの作品は、グッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどにコレクションされている

卯城竜太さん・林靖高さん・エリイさん・岡田将孝さん・稲岡求さん・水野俊紀さんにより、2005年に東京で結成されたアーティストコレクティブ、Chim↑Pom from Smappa!Group。

2010 年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了の加藤翼さん

無人島プロダクションでの個展のほかグループ展多数参加の加藤翼さん。

自身で撮影した写真のみを素材とし、デジタル処理を施した「デジタルコラージュ」作品を制作するクスミエリカさん

フォトグラファー、美術作家のクスミエリカさん。

中学二年、ストリートダンスを始める。18歳よりNYCBroadwayDanceCenterへ単身留学したOBA

ダンサーのOBAさん、

【独り言をみんなごとに。】をミッションにドキュメンタリー製作を専門とするmonotalk studioの小町谷健彦

映像作家の小町谷健彦さん、

荒井純一さんはアーティストや地域社会と連携するプロジェクト「gensen」を主宰する

札幌市を拠点に活動する照明プランナーの荒井純一さんなど、様々なアーティストが集結する。

温泉とサウナも特別バージョン

10日間だけのアートなエクストリーム温泉&サウナ

「岬の湯しゃこたん」自慢の露天風呂は、冬季の間、日本海から吹雪が吹き上がる外気浴スペースへ変わり雪中ダイブも可能。積丹のクラフトジンに用いられるボタニカルをロウリュに用いたボタニカルサウナとともに楽しみたい。また、光の演出家・荒井純一さんによる特別演出も興味深い。

台湾×積丹のPOPUP食堂 〜極上のととのいメシ〜

サウナ上がりに本格台湾メシを楽しみたい

「台湾×積丹」をテーマに特別メニューを提供するPOP UPレストランが出現。台湾出身の店長・吳沂珈さん(ウー イーチャー)が腕を振るう。監修はSfida Fabbricaの前田和彦さんだ。

雪中かくれんぼ大会


日本かくれんぼ協会の高山勝さんを招き、世界初の「雪中かくれんぼ大会」を国際大会として開催する。日時は2月23日(日)の13〜16時(受付開始12時)。受付集合場所は余別小学校(住所:北海道積丹郡積丹町余別町544)。小学1年生以上の老若男女、先着100名が参加できる。

シャコタニアンサミット

2月21(金)と22(土)には「シャコタニアンサミット」を実施。積丹半島の事業者や役場はもちろん、道内外の地域創生に関心のある企業とプレイヤーが集結して、地域の共創を生み出していくことを目的に合宿イベントを開催する。場所は「岬の湯しゃこたん」だ。

クラウドファンディングも実施中!


「積丹温泉芸術祭」のクラウドファンディングも行っている。元々は町営施設であった「岬の湯しゃこたん」を2021年にSHAKOTAN GOが民間譲渡という形で引き取り、再生に取り組んでいる。


「荒波が打ち寄せる日本海を一望できる“崖っぷち”にあり、経営状態も文字通り“崖っぷち”だったことから、あえて「がけっぷち温泉」と自称。プロジェクトの応援が、冬の積丹に光が集まり、地域の未来、そしてアートの可能性を広げるチャンスにつながると考えている。

リターンは芸術祭の入場パスや、芸術祭オリジナルステッカー、アーティストとコラボした芸術祭オリジナルのTシャツなど。

この機会に、「積丹温泉芸術祭」をチェックしてみては。

■積丹温泉芸術祭
日時:2月15日(土)〜24日(月・祝)
会場:「岬の湯 しゃこたん」(北海道積丹郡積丹町野塚町)および周辺エリア
「積丹温泉芸術祭」公式サイト:https://shakotango.jp/onsen-art

「積丹温泉芸術祭」クラウドファウンディング
ACT NOW:https://actnow.jp
プロジェクト名:真冬の積丹温泉芸術祭を開催したい!

(熊田明日良)

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