【東京都千代田区】写真家・蜷川実花氏の作品が明治大学キャンパス内に展示。学生生活をアートで支援!

蜷川実花 2023「Eternity in a Moment」

日本情報産業は「Art in Student Life Project」に協賛し、1月から明治大学駿河台キャンパス内に、人気現代美術家である蜷川実花(にながわみか)氏のアート作品「Eternity in a Moment」を3年間展示する。

同大学の学生に、クリエイティブで実りある生活を送ってもらうよう支援を始めた。

学生生活を実り多いものにするためのプロジェクト

蜷川実花 2023「Eternity in a Moment」

コンテンポラリーアートのギャラリストである小山登美夫氏が提唱・推進する「Art in Student Life Project」。

大学キャンパス内など学生のライフシーンの中に良質なアート作品を常設的に展示していくことで、学生生活をよりクリエイティブで実り多いものにし、学生の研究成果や思考形成のクオリティ向上をサポートしていくプロジェクトだ。

NIIでは、小山氏の趣旨に賛同し、現代アート作家の作品を大学に無償貸与し、キャンパス内のパブリックスペースに常設展示する。

これにより、コンテンポラリーアートが本来的に内包する、時代と対峙する姿勢やクールなイメージを学生のより身近な環境で違和感なく浸透させるとともに、協賛社として黒子的存在である同社のイメージを間接的に学生に伝えたいという狙いもある。

同プロジェクトは、長期的かつ実効性の高いプログラムとして機能させることを目指していく。

展示するのは写真家・映画監督の蜷川実花氏の作品

今回展示する作品のアーティストである蜷川実花氏は写真家、映画監督。写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。

『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)をはじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。クリエイティブチーム「EiM:Eternity in a Moment」の一員としても活動している。

Art in Student Life Projectを提唱する小山登美夫氏

小山登美夫氏は1963年東京生まれ。1987年東京芸術大学芸術学科卒業。1987年~1989年、西村画廊勤務。1989年~1995年、白石コンテンポラリーアートでの勤務を経て、1996年に江東区佐賀町に小山登美夫ギャラリーを開廊。

奈良美智氏、村上隆氏をはじめとする同世代の日本アーティストの展覧会を多数開催するとともに、同世代の国外アーティスト、トム・サックス氏やフランツ・アッカーマン氏などを日本に紹介する。

また、オープン当初より海外のアートフェアへも積極的に参加。日本アーティストの実力を世界に知らしめるとともに、マーケットの充実と拡大を模索する。

2016年より六本木に拠点を移し、2022年天王洲にもスペースをオープン、2023年に「まえばしガレリア」内に小山登美夫ギャラリー前橋をオープンした。

駿河台キャンパスを訪れた際は、「Eternity in a Moment」に注目したい。

■展示概要
場所:明治大学 駿河台キャンパス リバティータワー内
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1

日本情報産業コーポレートサイト:https://www.nii.co.jp

(佐藤 ひより)

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