【沖縄県うるま市】「島国ブルワリー沖縄」が県産フルーツを活用したクラフトビールを開発!クラファン挑戦中
沖縄県うるま市に拠点を置く「島国ブルワリー沖縄」は、廃棄予定のフルーツを活用した「うるまクラフト」をうるマルシェとコラボして開発。食品ロス削減と地域活性化を目指し、2月2日(日)よりCAMPFIREにてクラウドファンディングを実施している。
旅先で出会った二人の夢から誕生したブルワリー
「島国ブルワリー沖縄」は、沖縄出身の儀武(ギブ)さんとニュージーランド出身のマイクさんが、「世界一美味しいクラフトビールを作る」という夢を持って、沖縄の自然と文化を活かしたビール造りを行うブルワリー。
儀武さんは、沖縄から東京、そしてオーストラリアへ渡り、自宅のガレージでビール作りに情熱を注いでいたマイクさんと出会い、「いつか一緒にビールを作ろう」と意気投合。そこから長い年月を経て、マイクさんが沖縄に移住し、夢を実現するために動き出した。うるま市からも支援を受け、ブルワリーを設立し、島国出身同士ということで「島国ブルワリー沖縄」と命名した。
「島国ブルワリー沖縄」のクラフトビールは、少しずつ評価を受け、ミシュランガイドに掲載される店にも置かれるようになった。
沖縄のフルーツを使ったビールでもったいないを乾杯に
沖縄県では、市場規格外や流通が難しい農産物が大量に廃棄される現状がある。「島国ブルワリー沖縄」は、地元の農家が育てたフルーツを活用してビールとして生まれ変わらせることで全国に広め、食品ロス削減と地元農家への貢献、新たな付加価値創出を目指し、クラウドファンディングに挑戦することとなった。地元であるうるま市の人々に支えられてきたが、今度は自分たちが地域の人たちのために貢献したいという思いが込められている。
今回、うるマルシェとコラボし、沖縄ならではのフルーツを使用した個性的なクラフトビールが誕生した。初心者からビール愛好家まで幅広い層が楽しめる、フルーツの風味を最大限に活かしたビールとなっている。
うるマルシェ職員の一言で始まった挑戦
フルーツを使ったクラフトビールの開発は、沖縄県うるま市の直売所「うるマルシェ」の職員・じゅんさんからのからの一本の電話がきっかけだったという。じゅんさんは、うるま市の魅力を全国に発信したいと考える熱い移住者で、SNSでも積極的に情報を発信している。
電話は「廃棄予定のアップルバナナでビールを作れないか?」という内容だった。沖縄特有のフルーツであるアップルバナナは、甘みと香りが豊かで美味しいのに、形が不揃で流通に乗せにくいという理由で廃棄されることがあるという。沖縄の食材を活かしたビール造りを目指していた島国ブルワリー沖縄にとって、これはまさに挑戦すべきテーマだった。
試行錯誤の末に誕生したアップルバナナのビール
アップルバナナをビールに活かすのは未知の領域であり、「甘すぎるのでは?」「バナナの風味が強すぎてビール好きに合わないかも?」と不安を抱えながら何度も試作を重ねた。
そして、ヴァイツェンという、ドイツの伝統的な小麦ビールをベースにする方法にたどり着いた。
そして、フルーティーな香りが特徴のヴァイツェンとアップルバナナの自然な甘みが絶妙に融合し、ビール好きも初心者も楽しめる新しいクラフトビール「アップルバナナ ヴァイツェン」が完成した。
このほか、すっきりドライな口当たりで、うるま市産マンゴーのフルーティーな味わいが楽しめる「マンゴー セゾン」、
ホップをふんだんに使用したパンチのある苦味とうるま市産シークヮーサーの酸味がたまらない「シークヮーサー オキナワシトラスIPA」もライアップしている。
飲み比べセットなどをリターンに用意
今回のプロジェクトでは、クラウドファンディングを通じて新商品の製造・販売資金を募り、2025年4月初旬よりリターンの発送を開始する予定。
支援者には、「3種類セット」、
「飲み比べ3種類セット」、
「ダークカラーセット」、
「ライトフレーバーセット」、
「タップルーム貸切券」、
うるま市の食材を使った料理を専用タップルームで楽しむ「ペアリングお楽しみ券」や、「限定デザインのTシャツ」など、ここでしか手に入らないさまざまなリターンが用意されている。
沖縄の恵みを無駄にせず美味しいビールとして再生するプロジェクトを支援して、「島国ブルワリー沖縄」のクラフトビールを味わってみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:もったいないを乾杯に!沖縄県産アップルバナナ使用のクラフトビールを広めたい!
島国ブルワリー沖縄HP:https://www.shimaguni-brewery.com
うるマルシェHP:https://urumarche.com
(山本えり)
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