トム ブラウンがルーヴル美術館にてアーカイブを展示。歴史上初となるファッションに特化した展覧会に参加
ルーヴル美術館は、歴史上初の総合的なファッションの展覧会として「ルーヴル・クチュール:オブジェ・ダール、 オブジェ・ド・モード」を開催。
ファッションに関する総合的な展覧会として、アクセサリー、テキスタイル、タペストリー、その他様々な装飾品とともに、65のデザインが2025年1月24日(金)から7月21日(月)まで、 装飾美術部門の約9,000平方メートルの広さのギャラリー全体に展示される。
シャネル、バレンシアガ、ジバンシィ、ジャンポール・ゴルチエ、アレキサンダー・マックイーンなどアイコニックなメゾンの作品が並び、トム ブラウンからはメンズ・ウィメンズの2020年春夏アーカイブルックが展示されている。インスタレーションデザインの舞台となっているのは、美術館が所蔵するビザンチウムから第二帝政時代までの絵画やオブジェ。
ルーヴル・クチュールは、1947年のニュールックから現在に至るまで現代のファッションデザインのレンズを通して、装飾芸術とファッションの類似性を描いている。
「これらの無数のつながりは、美術史とファッション史の分 野に共通する方法論です。先祖伝来の技術、視覚文化、そして美術館のカタログ・レゾネからファッション界のムードボードに至るまで、参考文献として相互に作用し合っている知識でしょう。ルーヴル・クチュール は、現代のファッション・デザインというプリズムを通して、装飾芸術に新たな視点を提供すると考えます」とルーヴル美術館はコメント。
付属のカタログには、キュレーターによるエッセイと参加デザイナーのインタビューが掲載されており、本展のテーマについて詳しく解説が書かれている。
ルーヴル美術館
「ルーヴル・クチュール:オブジェ・ダール、オブジェ・ド・モード」
開催期間:2025年1月24日 (金) ~ 7月21日 (月)
トム ブラウン(トム ブラウン ジャパン) / THOM△BROWNE(THOM BROWNE JAPAN)
Tel 03 6712 6348
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