ビリー・アイリッシュ/フィニアス/ティモシー・シャラメなど、ハンス・ジマーのコンサート・フィルムに登場
ビリー・アイリッシュ、フィニアス、ジョニー・マー、ファレル・ウィリアムス、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤといったアーティストたちが、映画『Hans Zimmer & Friends: Diamond in the Desert』で作曲家のハンス・ジマーに敬意を表する。この映画では、映画『デューン』、『グラディエーター』、『インターステラー』、『ライオン・キング』など、ジマーの最も有名な楽曲の数々がライブ演奏される。
【エミー賞】受賞者のポール・ダグデールが監督し、ジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮を務めたこの映画では、ジマーの創造的なプロセスを垣間見ることができる。ドイツ人作曲家である彼の作品が、ドバイのコカ・コーラ・アリーナ、エキスポ・シティ・ドバイのアル・ワスル・プラザ・ドームなどの会場で、彼のバンドとオーケストラによって生演奏される。
この映画では、上記のアーティストたちに加え、ブラッカイマー、クリストファー・ノーラン、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ターニャ・ラポワントとの対談も紹介される。
ジマーは声明で、「【ハンス・ジマー・ライブ・ツアー】は、私のキャリアの中で最もエキサイティングな経験のひとつでした。これらの楽曲が、銀幕からライブ・ショーへ、そして再び銀幕へと姿を変えるのを見るのは、スタート地点に戻ってきたことを実感したとてもうれしい瞬間でした。私たちがこの制作を楽しんだように、観客の皆さんにもこの舞台裏を覗くことを楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。
『Hans Zimmer & Friends: Diamond in the Desert』は、現地時間2025年3月19日より、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アラブ首長国連邦の一部の映画館で限定公開される。オーストラレーシアおよび中東のその他の国々では後日公開される予定だ。チケットは、2月5日午前9時(東部標準時)より、映画のウェブサイトで発売される。
67歳のジマーは、これまでに【グラミー賞】を4回、【アカデミー賞】を2回受賞している。 1980年代から2020年代までの50年間にわたり、12回も【アカデミー賞】の作曲部門にノミネートされ、『ライオン・キング』や『デューン』で受賞を果たしている。
ビリーは、自身とフィニアスが書いた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の同名主題歌で【アカデミー賞】<歌曲賞>を受賞した際、ジマーに敬意を表し、彼を“とても素晴らしい”と称賛した。また、エルトン・ジョンとティム・ライスも、映画『ライオン・キング』の「Can You Feel the Love Tonight」で【アカデミー賞】<歌曲賞>を受賞した際にジマーに敬意を表した。エルトンは、「素晴らしい楽曲を作ったハンス・ジマーに(感謝します)」と述べた。
ダグデールは、2つの【プライムタイム・エミー賞】を受賞している。アデルの『アデル・ワン・ナイト・オンリー』(CBS)で<監督賞/バラエティ・スペシャル部門>、エルトン・ジョンの『エルトン・ジョン・ライブ:フェアウェル・フロム・ドジャー・スタジアム』(ディズニー+)の共同制作総指揮者として<バラエティ・スペシャル(生放送)部門>を受賞した。また、ビリー・ジョエルの『ビリー・ジョエル:ザ・100th – ライブ・アット・マディソン・スクエア・ガーデン』(CBS)の制作総指揮者として<バラエティ・スペシャル(録画)部門>にもノミネートされた。
ダグデールはまた、コールドプレイの『ライブ2012』と『ゴースト・ストーリーズ』、アデルのワン・ナイト・オンリー』で【グラミー賞】に3度ノミネートされている。
2時間半を超えるこの映画は、サイモン・フィッシャー、スティーヴン・コフスキー、マイケル・マルト、オマール・サーブ、ジョン・フェザーストーンがプロデュースしている。エグゼクティブ・プロデューサーはブラッカイマー、ダグデール、コフスキー、マルト、サーブが務めている。配給はトラファルガー・リリーシングが担当する(中東を除く全市場。中東ではVOXが配給)。
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