大豆生田啓友氏と多領域の研究者の保育・幼児教育対談を収録した書籍発売!記念企画も
京都府京都市に本社を構え、心理学を中心に教育学や幼児教育・保育の専門図書を発行する北大路書房は、最新書『大豆生田啓友対談集 保育から世界が変わる』を、1月29日(水)に発売した。
また、刊行を記念した連続イベントも予定している。
保育界をリードする大豆生田氏×各領域の研究者
『大豆生田啓友対談集 保育から世界が変わる』は、著者である大豆生田啓友(おおまめうだ・ひろとも)氏と、哲学・経済学・認知発達科学・法学など様々な領域の第一線で活躍する研究者たちとの保育・幼児教育に関する対談を収録した書籍だ。
保育界をリードする大豆生田氏が、子どもたちの未来のために、豊かな社会・文化を創造するために、保育・幼児教育という限られた枠の中だけで議論するのではなく、さまざまな領域の研究者たちと「子どもを真ん中に置いて」語り合った内容がまとめられている。
大豆生田氏と対談したのは、保育・教育を牽引してきた渡邉英則先生、無藤隆先生、秋田喜代美先生に加え、苫野一徳先生(哲学)、山口慎太郎先生(経済学)、明和政子先生(比較認知発達科学)、村上靖彦先生(現象学)、荒牧重人先生(法学)などだ。
主な目次
『大豆生田啓友対談集 保育から世界が変わる』は、「はじめに『保育から世界が変わる』とは?」ではじまり、「保育・幼児教育のあゆみ」「新たな保育・教育像を『哲学』から考える」「『ケアする』ということから保育・教育の本質を考える」「保育・幼児教育の未来を語る」など、対談ごとにまとめた構成となっている。
また、聞き手を務めた木村明子さんによる各対談ごとの「聞き手・木村の〈視点〉」も必見だ。
「はじめに『保育から世界が変わる』とは?」では、タイトルに入っている「保育から世界が変わる」とは一体どういうことなのかを解説。
その中で、「いま、子育てが大変なのも、少子化が進んでいるのも、子どもの体験が不足しているのも、自己肯定感が低いのも、不登校が増えているのも、保育の負担感が大きいのも、すべては私たちの社会の在り方を反映しているといえるでしょう。(中略)まさに社会問題は保育問題でもあるのです(一部抜粋)」と記されている。
また、保育の問題を考えることこそが社会、生活世界の問題を考えることにつながるという内容も記されている。
刊行記念オンラインイベント
『大豆生田啓友対談集 保育から世界が変わる』の刊行を記念し、ゲストを招いた三大オンラインイベントを予定。いずれも参加費は無料で、後日録画配信がある。
第1弾は、2月7日(金)20時より、大豆生田啓友氏と汐見稔幸氏による「子どもと保育と人間と…―保育の視点から人間諸学との接点を探る―」を配信する。
第2弾は、2月11日(火・祝)20時より、大豆生田啓友氏と苫野一徳氏による「『対話』を通してこれからの保育・教育を哲学する―『自由と自由の相互承認』を土台に―」を配信。
第3弾は、2月20日(木)20時より、大豆生田啓友氏とつるの剛士氏による「やっぱり、子どもっておもしろい! 保育って楽しい!」を配信する。
大豆生田氏と多様な領域の研究者による対談を通じて、保育・幼児教育を多角的に考える『大豆生田啓友対談集 保育から世界が変わる』を読んでみては。
■大豆生田啓友対談集 保育から世界が変わる
著者:大豆生田啓友氏
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
ISBN:978-4-7628-3275-8 C3037
商品ページ:https://www.kitaohji.com/book/b655306.html
試し読み:https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784762832758
(Higuchi)
ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。
ウェブサイト: http://straightpress.jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。