2025年も被災地へ花火を贈る「ハガキ大作戦」実施!書き損じハガキの募集開始


ボランティア団体Team-Kが、自宅に眠る書き損じハガキを送って復興応援に参加できる「ハガキ大作戦2025」を実施!書き損じハガキの募集をスタートした。

2015年から始まった復興支援プロジェクト

「ハガキ大作戦」は、Team-Kが2015年から始めた復興支援プロジェクト。不要になった書き損じハガキや自宅に眠る未使用の切手を全国から集め、Team-Kが郵便局へ持っていき切手に換金。その資金をもとに、能登や東北・熊本の子どもたちへ打ち上げ花火や手持ち花火を贈っている。

宮城県南三陸町で花火を渡すブース

プロジェクトが始まった2015年には、約7,000枚の書き損じハガキが集まり、宮城県南三陸町へ手持花火250セットと打ち上げ花火数百発を寄贈。

2023年の南三陸町

南三陸町・佐藤町長(右から3番目)

その後も、宮城県南三陸町のほか、熊本県内の仮設住宅、大阪北部地震で被害のあった高槻市、岩手県大船渡市などへ花火を贈り、2024年には合計400セットの花火を、能登半島地震の被災地の子どもたちと、宮城県南三陸町の子どもたちへ贈った。


そして、2025年も「ハガキ大作戦」の実施が決定!能登の子どもたちを中心に花火を贈りたいと考えているという。

額面は問わず、1枚から書き損じハガキを募集

「ハガキ大作戦」で募集するのは、書き損じ官製ハガキ、書き損じお年玉付き年賀ハガキ、未使用のハガキ・切手、未投函のハガキ、未投函のレターパック、往復ハガキ、喪中ハガキ。

文房具店や100円ショップで売られている「切手を貼って送るタイプ」のハガキはNGで、住所や氏名、写真など個人情報は、マジックペンやスタンプで塗りつぶして大丈夫だ。額面は問わず、1枚から募集している。

郵送&持ち込みもOK

郵送で書き損じハガキを送る場合、一次募集期間は12月14日(土)~2025年1月12日(日)発送分まで、二次募集期間は2025年3月1日(土)~16日(日)発送分まで、三次募集期間は2025年5月1日(木)~18日(日)発送分までとなっている。

郵送以外では、東京都「タリーズコーヒー田町森永プラザビル店」、千葉県「木更津市役所駅前庁舎1階スパークルシティ」「マツモトキヨシ木更津請西店」、福岡県「ゆい洋装店」で回収を受け付ける。

Team-Kについて


「ハガキ大作戦」を実施しているTeam-Kは、千葉県木更津市で2011年3月15日に結成された任意ボランティア団体。メンバーは代表・副代表をはじめ、全員が社会人として仕事の傍ら活動を行う完全無償の非営利団体だ。2011年の東日本大震災で友人を津波で亡くしたことがきっかけで結成された。


結成当初から現在に至るまで、東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨や能登半島地震など全国各地の災害現場に足を運び、できる範囲での活動を継続している。

Ken Yokoyamaさん

また、地元千葉県木更津市をより元気にしようと、2013年には音楽イベントを開催。初開催ながら、「Ken Yokoyama」と「FOR A REASON」という豪華アーティストが出演し、木更津市を盛り上げた。

X JAPAN 横浜アリーナ4daysにブース出展

イベント開催後は、災害支援活動と並行して、音楽フェスやアーティストの単独公演の会場で「復興応援ブース」を全国各地で展開。SUMMER SONICや気志團万博、嵐やAKB48グループ、そしてX JAPANのワールドツアーでもブースを出展するなど、音楽界隈にはその名が知れたボランティア団体である。


2024年は、ORANGE RANGEや、


気志團万博とのコラボグッズを販売し、売上全額を義援金口座に寄付するなど精力的な活動を展開。2025年も仕事の合間を縫って、様々な活動を精力的に展開する予定だという。

詳細は特設サイトをチェック!


「ハガキ大作戦2025」の詳細や、書き損じハガキの送り先は、特設サイトをチェック。自宅に眠る書き損じハガキを送って、被災地の子どもたちに花火を贈ろう!

ハガキ大作戦2025特設サイト:https://www.vteamk.com/post-card

(佐藤ゆり)

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