色鉛筆8色分が1本に!ぺんてる、携帯型色鉛筆「Art Multi8」で手軽になるアートの時間
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ぺんてる株式会社は12月12日、8色の色芯を内蔵したホルダー式色鉛筆「Art Multi8(アートマルチエイト)」の発表会を開催しました。1986年から製図・事務用途向けに展開してきた「Multi8」を、近年増加している手帳スケッチなどのアート用途に特化して生まれ変わらせた新製品です。社会のデジタル化が進む中、手描きの価値を伝えてきた同社が、より多くの人が気軽にアートを楽しめる描画材として12月20日より全国で発売を開始します。
使う人のことを考え抜いた、スマートな機能とデザイン
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「Art Multi8」最大の特長は、スケッチやイラストに適した8色(赤、青、茶、橙、黄、黄緑、スカイブルー、ピンク)の色芯を内蔵している点です。ボディには内蔵芯が見やすいクリア素材を採用し、使いたい色を直感的に選べる仕様に。また、ノックやクリップ部分にはアートワークの邪魔をしないオフホワイトのカラーリングを採用しました。
さらに、別売りの専用替芯には、蛍光色や鉛筆芯、ボールペン芯など全19種類の専用替芯をラインナップ。好みや用途に応じて内蔵芯を入れ替え、自分だけの1本にカスタマイズできます。
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旅行やおでかけだけでなく、日常もこんなふうに彩り豊かなのだと気付かさせてくれる「Art Multi8」を使用したイラスト日記。毎日が楽しくなりそうですね!
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■商品価格■
・Art Multi8 単品 2,750 円(税込)
内蔵芯:赤、青、茶、橙、黄、黄緑、スカイブルー、ピンク
・Art Multi8 セット 4,180 円(税込)
Art Multi8 本体+替芯 12 色(赤、青、茶、橙、黄、黄緑、スカイブルー、ピンク、黒、緑、
ペールオレンジ、紫)各 1 本+削り器
<Multi8 専用替芯>
・色芯:赤、青、茶、橙、黄、黄緑、スカイブルー、ピンク、黒、緑、ペールオレンジ、紫、
PPC ノンコピー(水色) 各 110 円(税込)
・鉛筆芯:HB 110 円(税込)
・色芯(蛍光色):イエロー・ピンク 各 165 円(税込)
・油性ボールペン芯:黒、赤、青 各 165 円(税込)
※色芯・鉛筆芯は 2 本入り、油性ボールペン芯は 1 本入り
手描きの楽しさを、もっと身近に
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製品戦略部マーケティング課の小中真哉氏は「ユーザー調査を通じて、Multi8が多色の色鉛筆ホルダーとして使われ、スケッチやイラストのツールとして支持されていることが分かりました。これはまさにユーザーイノベーションが生まれている商品だと捉えています」と説明します。
また、経済の成熟化や不確実性の増加、デジタル化といった社会変化を背景に、「アートへの注目度が増していることも開発の後押しとなった」とのこと。1946年の創業以来、表現にまつわる道具を作り続けてきた同社は、手描きの価値を伝える新たな取り組みとして本製品を位置付けています。
「私の相棒です」ユーザーたちが語る使い心地と活用法
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発表会では、イラストレーターのハヤテノコウジ氏と、インスタグラマーのみき氏をゲストに招いたトークセッションも実施。ハヤテノコウジ氏は「旅には必ず持っていく1本。昼間は情報収集に徹し、夜にホテルで描くときにコンパクトに持ち運べて重宝しています」と語りました。
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「土曜日の日記」というアカウントでSNS発信を行うみき氏も「普段は100色の色鉛筆を使用していますが、持ち運びには8色で十分。色鉛筆と同じような書き味で、すごく心地よく描けます」と評価。両氏とも携帯性の高さを特に支持していました。
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手帳スケッチ初心者への助言として、ハヤテノコウジ氏は「カフェで一息つくときに、目の前のコーヒーカップを描くところから始めるのがおすすめ。正確に描く必要はなく、まずは気軽に楽しむことが大切です」とアドバイスをしました。
(まとめ)
「Art Multi8」は、ユーザーの創造的な使い方から生まれた新しいアート描画材。 コンパクトな携帯性と使いやすさを兼ね備えた本製品は、時代のニーズに応える新たな選択肢となりそうです。同社は今後、日本だけでなくアジアやヨーロッパを中心とした海外展開も予定しています。
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