持続可能性と海洋保護に対する意識向上を目指す教育プログラム「SEA BEYOND」をテーマに「Prada Possible Conversations」が開催

2024年12月11日、プラダ 青山店・エピセンターにて、2019年よりプラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会（IOC）が持続可能性と海洋保護に対する意識向上を目指して協働で進めている教育プログラム「SEA BEYOND」（シービヨンド）をテーマとした「Prada Possible Conversations」トークイベントが開催された。


今回の「Prada Possible Conversations」は、エミー賞ノミネートの経歴を持つ環境写真家・アーティストのEnzo Barracco（エンツォ・バラッコ）とユネスコ-IOC シニア プログラム オフィサーのFrancesca Santoro（フランチェスカ・サントロ）が登壇し、さらに海洋エコシステムの理解と保護促進を目的とする組織、全米海洋教育者協会（NMEA）を代表してMeghan Marrero（メーガン・マレロ）とJoanna Philippoff（ジョアンナ・フィリッポフ）も参加。4名の専門家は、取り組みに参加するよう参加者を鼓舞することを最終目標として、海洋保護と環境管理の緊急性について、また知識の普及と意識向上において科学の助けとなりうるアートと文化の有益性について話し合うというもの。魚類学者のさかなクンもビデオメッセージを通じて議論に意見を寄せた。

2024年6月には、ベネチアで開催された第1回海洋リテラシー世界会議にて「海洋リテラシーの実践に向けたベネチア宣言」が採択。

この文書は、プラダ・グループとUNESCO-IOCが「SEA BEYOND」プロジェクトを通じて共有する価値観に沿い、これからの世界各地の海洋教育と文化的イニシアチブのロードマップとなることを目指している。