人気ラーメン店でぶちゃん代表が苦言 / 外国人店員に攻撃的な客の大半は40~50代オッサン「同じ日本人として恥ずかしい」
あまりにも絶品すぎる博多ラーメンが食べられる名店として知られる『でぶちゃん』(東京都新宿区高田馬場2-13-6)。その代表として知られる甲斐康太シェフは、唯一無二の味を創造したカリスマ的人物として有名だ。
外国人スタッフに攻撃的な口調でハラスメント行為する客
その甲斐シェフが、外国人スタッフに攻撃的な口調でハラスメント行為をする客に対し「同じ日本人として恥ずかしい」と苦言を呈している。そのようなハラスメント客の大半が、40~50代のオッサンなのだという。
<でぶちゃん甲斐康太シェフのXツイート>
「残念な事ですが いまだに外国人スタッフへ攻撃的な口調や「何を言ってるのかわからない!日本語を話せ!」というレイシャルハラスメントは無くなりませんね。同じ日本人として恥ずかしい。これに該当するのは大半が4,50過ぎのおっさん。トラブル起こすのも大半は4,50過ぎのおっさん。私もそのおっさん枠なので とても恥ずかしい」
残念な事ですがいまだに外国人スタッフへ攻撃的な口調や「何を言ってるのかわからない!日本語を話せ!」というレイシャルハラスメントは無くなりませんね。同じ日本人として恥ずかしい。これに該当するのは大半が4,50過ぎのおっさん。トラブル起こすのも大半は4,50過ぎのおっさん。… pic.twitter.com/dqomKPB36X— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) November 27, 2024
もちろん、すべての40~50代のオッサンが悪質なわけではないと思われる。傾向として、40~50代のオッサンがハラスメント行為をしてくる確率が高いのだろう。
でぶちゃんスタッフは接客も良く客としても居心地がよい
実際に『でぶちゃん』に行けばわかるが、日本人スタッフも外国人スタッフも、どちらも元気でテキパキと手際よく働いている。なにより「責任をもって働いている感」「楽しんで励んでいる感」が伝わってくるし、接客も良く、客としても居心地がよい。叩きようがない。
ラーメン屋にヘイトな行為を持ち込む行為
おいしい料理を作って出し、それを食べて楽しみ、誰にとってもポジティブな感情しか存在しない場に、あえてヘイトな行為を持ち込む行為。
日々のストレスを外国人スタッフにぶつけて発散しているのだろうか。だとすれば、店員にハラスメント行為をするオッサンが不憫でならない。40~50代にもなってそんな性格なのだから、もう性格をダークサイドから修正できないだろう。そんな忌まわしい存在に育ってしまったハラスメントオッサン本人に同情する。そんな忌まわしい存在に育ててしまった親にも同情する。
40~50代のハラスメントオッサンも、生まれたときは可愛かっただろう。ハラスメントオッサンの未来の幸せを願い、看護師さん(または産婆さん)の手により生まれたはず。そして命をかけて生んだハラスメントオッサンを抱き、母親は幸福感に浸ったのだろう。まさかこのとき、この赤子が「外国人スタッフを攻撃するハラスメントオッサン」に成長するとは、誰も思うまい。
ハラスメントオッサンが「ワシ汚れちゃってた……」と気がついたならば
もしハラスメントオッサンが「ワシ汚れちゃってた……」と気がついたならば、それはまだ救いがあるかもしれない。自身の愚かさに気がついて反省しても、オッサンにもなると簡単に性格は変わらないので、まずはラーメン屋に行かず、自宅でラーメンを食べるリハビリからやるべきだ。
この令和時代、自宅で激ウマなインスタントラーメンが食べられる時代であり、家でラーメンを食べれば、外国人スタッフにハラスメントをしなくて済むし、誰にも迷惑がかからない。飲食店スタッフを攻撃してしまう人は、飲食店に行くべきではない。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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