いわく付きの遺体安置所で何かが…… “ヨーロッパで最も恐ろしい映画”と評されたカルトホラー『モルグ 屍体消失』1月公開[ホラー通信]
「ヨーロッパで最も恐ろしい映画」と評されるも、日本ではVHSでしか視聴できなかったデンマークのカルトホラー『モルグ 屍体消失』(94)がデジタルリマスターされ、2025年1月17日より劇場公開されることが決定した。
病院の遺体安置所で夜警のアルバイトをすることになった学生を主人公に、“屍姦”や“皮膚を剥ぐ猟奇殺人鬼”といった過激な題材を扱う本作は、1994年にデンマークで公開されるとその年の興行成績1位を記録。1997年にユアン・マクレガー主演のハリウッドリメイク版『ナイトウォッチ』が製作され、本国では2023年に監督・主要キャストが再集結した新作続編が劇場公開されるなど、今なお高い人気を誇っている。
併せて予告編が公開。主人公のマーティンが働く遺体安置所の不気味な様相や、所内で死体が消える奇妙な事件、次第に妄執に囚われていくマーティンの姿を切り取っている。そこでかつて働いていた夜警がたびたび屍姦を行っていたことが明かされ……。
<ストーリー>
法科学生のマーティンは、病院の遺体安置所(=モルグ)で夜警のアルバイトを始めるが、前任の夜警からそこが曰く付きの場所であることを聞き、また死体が並ぶその異様な雰囲気に冷たい恐怖を覚える。一方その頃、娼婦を狙った連続猟奇殺人事件が世間を騒がせており、マーティンの働く病院にも皮膚を剥ぎ取られたおぞましい被害者の死体が運び込まれてくる。その日を境に彼の周りで不可解な出来事が起こるようになり、マーティンはさらなる妄執に取りつかれていく。ある日、遺体安置所の死体が不自然に動かされている痕跡が見つかり、事件を捜査するウォーマー警部は、状況証拠からマーティンに死姦・妄想狂の疑惑の目を向けるようになる。
『モルグ 屍体消失』
2025 年1月17 日(金)より、シネマート新宿、池袋 HUMAX シネマズ ほかにて全国公開
監督:オーレ・ボールネダル
出演:ニコライ・コスター=ワルドー、キム・ボドゥニア、ソフィー・グローベール
1994 年/デンマーク/デンマーク語/107 分/カラー/1:1.85/5.1ch/原題:Nattevagten
© THURA FILM 1994
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