和歌山市の二次交通プラットフォームが誕生!観光利便性向上と移動効率化で自由な旅に
和歌山県和歌山市に本社を置くユタカ交通は、11月1日(金)〜12月31日(火)の期間、観光振興を目的としたプラットフォームの実証実験を行っている。観光地、飲食店、娯楽施設を検索・予約・決済まで一括で行えるサービスと、二次交通や電動モビリティの貸出・返却を自由に行えるサービスを組み合わせたもので、拠点となる空港や鉄道の駅から観光地までを繋ぐ二次交通のあり方を提案するものとなっている。
周遊PASSやシェアサイクル利用などを用意
同事業は、国土交通省の共創モデル事業に採択され、宿泊施設や観光地が多い「和歌山市中心部周辺」と「紀三井寺・和歌浦周辺」にて期間限定で実施する。
同事業では、さまざまなサービスを利用できるのがポイント。なお、スマホでの利用のみとなっている。
「城下町周遊PASS」は、城下町エリアの所定の観光地や名所を車で自由に巡ることができる。運行時間は10:00〜16:00。また朝夕に、JR和歌山駅と南海和歌山市駅から紀三井寺・和歌浦にある指定の宿泊施設までの送迎サービスも用意されている。観光地巡りと移動を快適にサポートするための便利なパスとなっている。
「観光タクシーチケット」は、和歌山市、高野山、白浜といった豊富な観光資源を持つエリアの観光コースで利用できる。また、希望に応じて自由にルートを選べるフリープランも提供。地元の名所を好みのペースで巡ることが可能だ。
「シェアサイクル利用」は、専用アプリを使用することで、電動自転車や電動サイクルを手軽にレンタルできる。車両でのアクセスが難しい観光地や地元の飲食店を自由に巡るのに最適な移動手段で、観光エリアの隅々まで気軽に楽しめる。
「GOタクシー呼び出し」では、専用アプリを使用して、和歌山市内のどこからでもいつでも簡単にタクシーを呼ぶことができる。
このほか、城下町エリアにある飲食店で利用できるチケット「お食事プラン」も用意されている。
今後の展望
ユタカ交通は、同サービスを通じて、和歌山市の魅力をより多くの観光客に伝え、観光リピーターの増加を目指している。また、今後は自社だけでなく他の観光事業者とも協力し、二次交通の発展により観光利便性の向上と移動効率化を図り、消費の拡大に繋げ、和歌山市の地域振興および地域活性化に貢献していくことを目指している。
和歌山市の二次交通プラットフォームを利用して、自由に快適に和歌山を旅してみては。
予約サイト(スマホのみ):https://plate.id/QhHiww8s
ユタカ交通HP:https://www.yutakacommunications.com
(山本えり)
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