B級フード研究家・野島慎一郎の美味しかったカップ麺 月間ベスト5(2024年10月)

カップ麺やスナック菓子、ファストフードなどのアレンジレシピを研究する“B級フード研究家”としても活動している、ノジーマこと野島慎一郎です。

いつもガジェット通信ではアレンジレシピを紹介する記事を中心に執筆していますが、普段から研究としてカップ麺をよく食べているので、1か月で食べたカップ麺のなかから個人的に美味しいと感じたカップ麺ベスト5を紹介しています。

今回は2024年10月のランキングです。新旧問わずに美味しいと感じたものを選んだ個人的なランキングではありますが、皆さまのカップ麺選びの参考にしていただければ幸いです。

第5位:ファミマル 元祖スタミナ満点らーめん すず鬼監修 スタミナ醤油まぜそば

5位はファミマルの「元祖スタミナ満点らーめん すず鬼監修 スタミナ醤油まぜそば」。製造は明星。

ニンニクと醤油が強烈なタレ、ガーリックペッパーマヨをニンニク練り込み極太麺に絡めて食うまぜそば。ミンチ肉やニラ、ローストガーリックもジャンク感を高めてます。とにかくパワフル!

第4位:明星 青春という名のラーメン 純情でかポテト しおバター味

4位は明星の「青春という名のラーメン 純情でかポテト」シリーズのしおバター味。昭和に発売されたカップ麺の復刻とのこと。当時はまだ幼稚園児とかだったので、食べた記憶はまったくなし……。

最近のレトロブームに乗っかって復刻しただけかと思いきや、実際のところは見事な令和版リメイク作品

1分戻しのノンフライ麺がまさにその象徴。ノスタルジックな雰囲気は残しながらもツルッとしたのど越しでバッチリウマい。スープはサッポロ一番塩らーめんや、マルちゃんでかまるコーン塩バター味を混ぜたような味。ホクホクのポテトも満足度高め!

第3位:日清食品 カップヌードル スパイス香るクリーミーグリーンカレー

3位は日清食品の「カップヌードル スパイス香るクリーミーグリーンカレー」を選出。世界のカップヌードルシリーズにハズレなし。グリーンカレー味は少しずつリニューアルしながら割とよく発売されていますが、本当に完成度が高いです。

濃厚クリーミーで旨味溢れるスープはまろやかさのあとから辛さが追走。存在感抜群な謎肉。そしてそれらを全部受け止めるやわらか平打ち麺。

本格的でありながらも日本人の好きそうな味にまとめてる。このバランス感覚こそがカップヌードルの凄さ。抜群にうまい!

第2位:ファミマル 琴平荘 中華そば

2位はファミマルの「琴平荘 中華そば」。製造はマルちゃん。過去に塩ラーメン、味噌ラーメンも発売されましたが、今回は醤油ラーメン。

優しい味の醤油スープはまず鶏の旨味が広がり、あとから焼きあごの香りと風味が追いかけてくる。一生飲んでいられるような、味わい深いスープ。

麺はムギュッとした食感の細麺。具材も手堅く全部うまいし、総合的な満足度がめちゃくちゃ高い。うまい!

第1位:ニュータッチ 凄麺 茨城けんちんそば

2024年10月の1位はニュータッチ凄麺シリーズの「茨城けんちんそば」を選びました。これはちょっと圧倒的すぎました……!

茨城といえばニュータッチのヤマダイ株式会社のお膝元。ついに地元のカップ麺が満を持して登場したわけですが、その食材には郷土愛がたっぷりと注ぎ込まれていました。

茨城県産のそば粉を加えたノンフライ麺はもはや普通に蕎麦としてうまいし、茨城県産れんこんなどの根菜はシャキシャキ。ネギはデカくて存在感があるし、豆腐はふわふわ。

そして強めの醤油に野菜の旨味たっぷりのスープは蕎麦の風味を引き立てているし、非の打ち所なし!

熱湯を注いで5分でこれを食べられるのは凄すぎるし、しかもニュータッチ凄麺は価格も良心的。300円を超えるカップ麺が続々と増えているなかで、希望小売価格が255円。安いスーパーだと200円くらいで買えることも少なくありません。

本当にニュータッチ凄麺からカップそば、カップうどんの時代が変わっていきそうです。最高でした!

総評

以上が2024年10月の美味しかったカップ麺ベスト5でした。

次回は12月上旬頃に2024年11月のランキングを発表予定です。どうぞお楽しみに!


https://youtu.be/xC_slwmea4Q [リンク]
動画でも解説しています!

(執筆者: ノジーマ)

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