困難を抱える中高生へデジタルを活用した伴走支援を。渋谷区ふるさと納税を通じたクラファン開始


CLACKは、10月15日(火)~12月31日(火)の期間、困難を抱える中高生を支援するための東京都渋谷区へのふるさと納税を通じたクラウドファンディングを開始した。目標金額は1,000万円。

CLACKの「デジタルを活用した伴走支援」

CLACKは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」をビジョンに掲げ、世代を超えた貧困の連鎖解消を目指し活動している団体だ。


現在日本国内では、9人に1人の子どもが相対的貧困状態にあり、経済的理由によりさまざまな「機会格差」「体験格差」も生まれているという。


CLACKでは、中高生が将来的に困難な状況から抜け出し、経済的・精神的に自立するために、大阪・東京を拠点に、無償のプログラミング学習支援やキャリア教育、デジタルを活用した居場所を提供し、さまざまな困難を抱える中高生の自走に向けた伴走支援に取り組んでいる。中高生は、すべての活動に無料で参加できる。

CLACKが「デジタルスキル」に注目するのは、デジタルに慣れ、使いこなせることは、現代における“読み書きソロバン”ともいえる必要不可欠なスキルの1つとなっていること、中高生視点から見ても「デジタルに触れ、学びたい」というニーズは年々高まっていること、困難な状況から抜け出すには、自立して暮らしていけるスキルが必要であること、デジタルを学ぶ過程で、これまで不足してきた「経験」「つながり」「考え方」を身につけられること、これらの理由がある。

CLACKでは、企業の使用済みPCが高校生の“自走”につながる「Pass the Baton(パスザバトン)」、プログラミング学習支援とキャリア教育を行うプログラム「Tech Runway」、デジタルを活用した中高生の秘密基地「よどがわベース」、高校教員向けAI研修プログラム「mirAI for Japan」などの事業やプロジェクトを行っている。

企業から寄贈されたPCは1,000台を突破。プログラミング体験会には1,200名以上、3ヶ月以上の継続的なプログラミング学習教室には、600名以上の高校生が参加している。

困難を抱える中高生を支援

CLACKの、渋谷区へのふるさと納税を通じたクラウドファンディングの取り組みは、渋谷区の実施する「ふるさと納税を活用した認定NPO法人支援事業」の対象団体として、CLACKが指定され実施することとなった。CLACKが対象団体として指定されたのは、今回が初となる。

この取り組みを通して集められた寄付は、生活困窮、ひとり親、不登校、いじめを受けた経験、外国ルーツ、発達障害といった経済的理由やさまざまな環境要因で困難を抱える中高生の支援のために活用される。

通常のふるさと納税と同じく、寄付額のうち2,000円を超えた分を所得税と住民税の納税額の合計から控除することが可能(限度額あり)。

つまり、自己負担2,000円で寄付(納税)することで社会貢献ができる。また、法人名義のふるさと納税も受け付けている。法人の場合は、寄付全額の損金算入が可能だ。

詳しい情報やふるさと納税の申込は、詳細ページで確認を。

この機会に、CLACKの取り組みに注目してみて。

詳細ページ:https://clack.ne.jp/archives/4340

(yukari)

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